トミカ32-11 堺市消防局 特別高度救助工作車 | 朝比奈武弘のトミカ写真館

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動画で紹介したトミカが所持してるのか判断できなくなってきたので管理用に掲載。掲載画像は全て二次利用不可。このブログはタカラトミーや各特注元とは一切関係ありません。基本的にiPhoneで撮影した画像を掲載しております。


今日のトミカは2022年4月からトミカ通常品で販売されている「32-11 堺市消防局 特別高度救助工作車」です。このトミカは大阪府堺市の堺市消防局にて平成30年度から運用されているⅢ型救助工作車で、日野6代目レンジャーをベースにしています。トミカ通常品では通算3台目となる救助車(レスキュー車)で、帝国繊維が艤装したバス型救助工作車のHX型をモデルにしています。


トミカはベトナム製で、アクションはクレーンブームを可動することができます。トミカシリーズでは初となる日野6代目レンジャーで、帝国繊維艤装の救助工作車としても、バス型救助工作車としてもトミカシリーズでは初となるモデルです。テイセンHX型はワイドシングルハイルーフキャブをベースに、資器材庫前に隊員席(後部座席)を設けた救助工作車で、従来のダブルキャブ車よりも広い室内を実現しています。


車体の表記類は一部を除いてユーザー貼り付けタイプのシールで再現となっています。赤色灯は塗装で再現されており、ドライバユニット部はシルバー色の塗装の上からシールを貼ることで再現されています。ヘッドライトはモールドで再現されていますが、塗装は省略されています。フロントグリル部はシルバーで塗装されており、消防章はタンポ印刷で再現されています。前後のナンバープレートはシールで再現されており、実車同様に「堺830そ18-02」となっています。


サイドの堺市消防局の表記や標識灯はシールで再現されており、作業灯や補助赤色灯がモールドで再現されています。シャッター部のデザインはタンポ印刷で再現されており、これは左右でデザインが異なっています。助手席側には後部隊員用のドアが設置されており、ドア部やドアハンドル部がモールドで再現されています。堺市消防局の車両は運転席側の後部座席ドアは設置されていませんが、これは納入される消防本部の仕様で異なっており、駿東伊豆消防本部や宇都宮市消防局では運転席側にも後部座席ドアが設置されています。


クレーン装置は360度旋回が可能となっており、フック部も可動します。ルーフ部と前後バンパー部の縞板はモールドと塗装で再現されており、三連梯子や照明装置はモールドで再現されています。アウトリガーはモールドで再現されており、ルーフ上の資機材ボックスには対空表記として「堺HR 181」と入っています。テイセンHX型は殆どが日野レンジャーをベースにした車両ですが、藤沢市消防局ではいすゞ5代目フォワードをベースにしており、さいたま市消防局では日野2代目デュトロをベースにした車両が存在しています。


こちらのトミカは動画4分3秒から詳しく紹介しています。


また今日のトミカ・Sでも実車画像と共に詳しく紹介しています。


トミカ紹介台数 0334台目