今日のトミカは1995年8月から2006年7月の間トミカ通常品で販売された「37-4 コカ・コーラ イベントカー」です。このトミカは実際に存在したコカ・コーラのPRイベント等のステージとして使用されているイベントカーを再現しており、荷台部分はコーラの缶を模したデザインで、トミカ同様に左右どちらにもステージを展開可能(同時は不可?)となっています。
トミカは支那製で、トミカのアクションはステージの展開(後部扉上下開閉)が可能です。実車は三菱ふそうザ・グレートの前2軸車(FT)をベースにしており、キャビンはバスのような顔つきとなっています。ヘッドライトやテールランプは塗装されていませんが、テールランプはモールドで実車同様のゴールドキング製3連テールランプが再現されています。
サイドにはコカ・コーラのロゴがタンポ印刷で再現されており、窓部はクリアパーツで再現されています。トミカではコカ・コーラ以外にもバヤリースやお〜いお茶といった飲料系のバリエーションの他にも、乾電池のマクセルや和太鼓なども存在します。トミカ通常品では2006年7月から「37-5 コカ・コーラ イベントカー」としてコカ・コーラのロゴを一新し、ヘッドライトとウインカーをタンポ印刷で追加したものが販売されており、2009年10月からは「37-6 コカ・コーラ イベントカー」として荷台形状が缶型から、四角い形状に変更したものも新金型で販売されました。
フロント部にもコカ・コーラのロゴがタンポ印刷で入っており、ヘッドライト部は黒く塗装されています。コカ・コーラのロゴや名称を使用する関係で外箱にはコカ・コーラの商標許諾の表記が記載されています。実車は今でも国内某所に残っているようで、知人(詫富介氏)が撮影した画像をブログ記事の特装最前線Vol.8でも紹介しています。
こちらのトミカは動画12分10秒から実車画像と共に詳しく紹介しています。
また、こちらのトミカは今日のトミカ・Sでも紹介しています。
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