今日のトミカは1998年12月(若しくは1999年1月)に発売された「コミックトミカEX【公道最速伝説】」です。このセットはコミックトミカVol.1とVol.2の間に販売されたトミカセットで、普通のコミックトミカは3インチサイズのトミカですが、このコミックトミカEXは1/43スケールのトミカダンディが封入されています。メーカー希望小売価格は税抜2500円だったようです。
普通のコミックトミカ同様に、外箱はブック型の物となっています。右側にはAE86とFC3Sのスペックが記載されており、左側にはバトル中と思わしき背景にブリスターパック状になっています。ブリスターを一度開けると戻らなくなってしまうのが欠点です。下の方には「やっぱセブンはFCでしょ」という原作者のしげの秀一氏のものと思われるコメントが書かれています。
1台目はこちらのFC3S RX-7です。作中で高橋亮介が乗っているマシンのマツダ2代目(FC3S型)RX-7を再現しています。こちらのモデルはトミカダンディシリーズで販売された「DJ-008 マツダ サバンナ RX-7」をベースにしています。
アクションは左右ドアの開閉とボンネット、リトラクタブル式ライトが可動します。テールランプは塗装で再現されており、mazdaの社名表記がタンポ印刷で入っています。
エンジン部もプラパーツで再現されており、リトラクタブル式ライトのライト部がホログラムシールのようなものが貼られています。ウインカーやポジションランプ、フォグランプがタンポ印刷で再現されています。
サイドには赤城レッドサンズのチームステッカーがタンポ印刷で入っており、左右ドア部にもステッカー類がタンポ印刷で入っています。ホイールはメッキパーツとなっています。
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2台目はこちらのAE86 トレノです。こちらのモデルはトミカダンディと同じサイズですが、トミカダンディシリーズでは販売されておらず、新金型で登場したモデルです。こちらのトレノは劇中で主人公の藤原拓海が乗っているトヨタ4代目(AE86型)スプリンタートレノを再現したモデルです。
アクションはFC同様に左右ドア開閉とボンネット開閉、リトラクタブル式ライトが可動します。こちらもテールランプとウインカーが塗装で再現されており、車名エンブレムがタンポ印刷で再現されています。
こちらのモデルのリトラクタブル式ライトの開き方が少し微妙となっており、ライト部にはホログラムシールのようなものが貼られています。エンジン部はメッキパーツで再現されており、フォグランプがタンポ印刷で再現されています。
運転席側ドアには劇中同様に藤原とうふ店(自家用)の表記がタンポ印刷で再現されています。せっかく新金型で登場したAE86トレノですが、その後残念ながらトミカシリーズでは登場しませんでした。しかし2003年12月にアニメ版権元のavex(エイベックス)が販売したコンプリートBOX(価格はなんと税込90,095円!)の特典として、こちらのトミカダンディモデルの開閉部分を全て潰して、ワイパーパーツやドアミラーパーツを追加した特注モデルが登場しています。
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コミックトミカEXは元々単発モノだったのか、不人気で続編投入を辞めたのかはわかりませんが、今日迄に続編が販売されることはありませんでした。
こちらのトミカは動画で詳しく紹介しています。