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雪国の小さな楽しみ

ブログの説明を入力しま豪雪地帯と呼ばれる街に暮らして早20年、シニア世代となり日々の暮らしと、昨年15歳で見送った愛犬との思い出、自身の終活に向けて考え巡らすいろんな事柄を書いています。

こんにちは。




昨日お話した松ですが、松を探していきついたこちらをご覧ください。




おやっ?



冠に松?



やっぱり松!



頭に松を乗せています!




顔にはお面を付けています。




どど~ん!
また暗く写ってしまいました、すみません😥



そう、こちらは能人形です!



人形作家の二条静扇さん作の能の演目「老松」のお人形です!



細部をご覧ください。



霞に籠目



能扇



丸紋の松と松





ボケてます…すみません。



袴に破れ七宝




後姿もカッコいい!




オ—クションで見つけました。

衣装の文様が素晴らしくて釘付け😳

松がたくさん織り込まれています。

さらに大好きな七宝柄の袴!

欲しいなぁと思いました。




でも。




能人形をどうするの?




日本の古典芸能はテレビで見る歌舞伎ぐらいしか知りません。




それに…




お人形の着物はすごく好きだけど、この能面というものはどうなんだろう?

良く出来ているのかな?

お顔がちょっとさぁ、面白い感じになっちゃってない?




う~~~~~ん、調べてみるかぁ。




というわけで。調べました。




★調べた結果1★

作家の二条静扇さんが手がける人形は、能舞台の極限の「抽象美」と厳格な「しきたり(約束事)」を忠実に再現している。

能面も素焼きに胡粉を何度も塗り、光の当たり方で表情が変わる「能面特有の幽玄な陰影」を生み出した。




とありました。

お顔の胡粉といえば、雛人形の頭(かしら)の桐塑型と同じです。とても手の込んだものとわかりました。




能面は光や角度で表情が変わるもの、ということは知っていました。

そうか。

オ—クションの数枚の画像ではわからないけれど、実際は本物の能面のような神秘的で厳かなものかも…。




しかし、それでも、こちらの能面がどうしても引っかかってしまいます。

能を見たこともないし、テレビではチラッと見たことあるけれど、良くわからなかったし…。




無知な私には、なんかふざけてるように(すみません!!🙇)見えてしまいます。




それならば!




能面について調べてみよう!




能面、のうめん、の—う—め—ん—




調べまくり、画像みまくり、動画も見ました。




発見!




ありました!




お人形の能面とそっくりなものが!!!




それは!




舞尉です!




尉(じょう)=おじいさんの役

中でも舞尉(まいじょう)といわれる舞を舞う老人(神·精霊)のためだけに作られた特別なお面。




そして、能の流派、宝生流が代々引き継いできた、面の名作のなかでも舞尉は流派を代表する面だということです。




宝生流の舞尉のお面を見たとき、あっこれだ!と思いました。

★調べた結果2 ★

室町時代に作られた本面が今も大切に保管されている、そしてそれを模した江戸時代の名工、越前出目家(えちぜんでめけ)の出目満房(でめみつふさ)の作品が今も舞台で使われている




二条静扇さんの強い拘りとそれを形にする素晴らしい技術に感動しました。




そうと分かっては、黙っていられない!




落とす!絶対に!




なにせ私はお人形の世界にハマっていますからね、今でいう沼です、人形沼。




これは推し活です。




推してナンボの世界。




入札ボタンを、推し(押し)ました!




ライバルは!




大丈夫かぁ!




入札者1名、私だけ…。




というわけで、落札することが出来、後日、老松の能人形がうちにやってきました。




共箱など無く段ボールから能人形を取り出しました。




凄い!




人でも立ち姿がキレイとか言いますね、あの感じです、姿形が美しい、という。




しかも、舞ってるね!確かに舞ってる!




白木の能舞台の上に老松の神の化身が舞っています。美しい—。素敵—。




そして、衣装の素晴らしいこと!大好きな着物の文様だらけ!着付けも上手(当たり前)、仕立ても上手(そりゃそう)、正絹の美しい衣装に惚れ惚れしました。

(余談ですが、私は着物を着ません。いや、貰い物の着物がもったいなくて、着付け教室に少しだけ行ったりはしました。ほとんど着る機会がないので、今は自分で着物を着れるのか?もわかりません🤷)




そして、舞尉のお面です。




間違い無く、舞尉と思いました。




二条静扇さんが舞尉の面を模したという記載がある書物などは一切ないそうです。

お人形の作札にタイトルと作家名が入るだけが通例だから。

この面は舞尉を模して…などという説明書きなどを付けたりもしないのです。




なので確証みたいなものはありません。

私が勝手にそう思ったんです。




上から



下から



横から



もうひとつ横から



いかがでしょうか?

私の写真の撮り方だとイマイチ分かりづらいかもですが、実物は素晴らしいものです!




作札



老松  二条静扇  




二条静扇さんはもうお亡くなりになった…、というをSNSで見かけました。

その方のSNSでは家にあるという二条静扇さんの「羽衣」の能人形を載せていました。

この方の「羽衣」が二条静扇さんを知るきっかとなりました。




二条静扇さんが実際に手掛けたお人形は今は市場にはほとんど残っていないようです。

新しいもので二条静扇と作札があるものは、弟子の方か、二条静扇さんの技術を継いで別の方が作られたものらしいです。

もちろん、それらの新しいお人形も素晴らしいものだと思います。


古いものを手放された方のものが、時々オ—クションやフリマで出品されます。

私がオ—クションで手に入れた人形に付いてきた作札は、名前の書き方が間違い無く、二条静扇さんが手掛けたお人形であると言えるそうです。作札を良く見ると名前の書き方が年代で微妙に変わっています。




二条静扇さんが素晴らしいお人形を作られていた事を、知っていただくと嬉しいです。




この続きがあるのですが、ひとまずここで終わります。




拙いブログをお読みくださりありがとうございます。

慣れないもので、写真と文がチグハグだったり写真がボケてたり…暗かったり…でお読みにくいかと思いますが、覗いてくださると嬉しいです😊




次回はこの能人形がいよいよコラボします!