顧客中心主義は危険でないかい?
ちょっと前、詐欺と恐喝で滅法被害を受けていた依頼者さんを救いました。
いや、救ったつもりが・・・。
被害額、5000万円越え、
詐欺師は詐欺師でも、いわゆる不良でちょっと危ない奴でした。
こいつを調べつくし、弱点をしっかり見つけたところで、報告したのですが、
弁護士は雇いたくない、自分で話し合いにも行きたくない、というので、
仕方なく、無料で詐欺師と話をしました。
詐欺師は必死で凄んでましたけど、はっきり申し上げて、私からすれば、雑魚以外の何ものでもなく
意外とスンナリ、お金を返したのです。
詐欺師 「返せばいいんだろ、返せばよ!!」
私 「あ?」
詐欺師 「すみません。もう二度と口を開きません。はい、ホントに・・・。」
普通、もうお金も戻ってきたんだし、詐欺師もビビって謝って、念書を差し出しているんだし、
もういいじゃないか。
と私は思ったのですが、
人の暗部というのは、深いものですね。
依頼者さんは、その詐欺師が詐欺をしつつ、脅かされていたという経緯から、未だに脅されていた事に
怯えてしまうので、日本から消えて欲しいというのです。
顧客中心で、そのニーズを全て、受け入れるというようなマネージメントを正しいという風潮が
ありますが、この場合、消えてもらうしかないんでしょうか・・・。
まあ、調査という仕事の枠からはだいぶ逸脱している事ですので、私はそりゃ無理でしょ?と
断わりましたが、詐欺師の方は、色々考えた上で、姿を消しました。
その詐欺師は、横浜に居たのですが、生活の中心は中国になったそうです。
もしかしたら、私がやり過ぎてしまったのかもしれません・・・。
他にも、浮気調査というヤツがありますが、
心の底というか本音で依頼者さんの思いを言ってもらえば、調査は必要あるの?というものが
多いと思うのです。
顧客中心で、というものになれば、依頼する側が「別れたくないから調査する」となるなら、
確かに調査は有効なんですが、それは法的に「有責配偶者からの離婚請求は原則できない」とした
考えが基本になっています。
ところが今は、破綻主義ですから、浮気されても10年くらい別居されて、色々と条件が整えば、
婚姻関係の破綻は認められてしまいます。
つまり、相手を有責配偶者にするために浮気の事実を明確にしておく事が主体になるわけです。
それだけは無い部分もあります。夫婦、婚姻をしている場合の浮気は不法行為になるわけで、
浮気相手に対して損害賠償請求ができます。
つまり、裁判を浮気相手に仕掛ければ、自ずと心も離れるだろうと考えるのでしょう。
ですが、こういうのは、どちらかと言えば、力で抑えている考え方の傾向が強く、心はさらに離れるという
ケースが多く見受けられるのです。
じゃあ、どうすりゃいいんだ?
という中で、出てきたのが「別れさせ屋」でしょう。
ただ、これも一種、力を使っています。あとで、それが発覚すれば、それこそ修正等できない状況に
なるはずですし、道義に反する上、違法性が極めてあります。
私は別れさせ屋を同業者だとは認めておらず、探偵業届を受け付けるなと公安委員会に申し出て
いる側にいます。
さて、
では、どうする?
ということになりますと、心を中心に考える必要があるのです。
これは一番時間が掛かり、依頼者さんの精神的負担も結構大きい事が多いのですが、
実は、これがうまく回り始めると、心軽やかに、元鞘に戻る事があります。
元鞘に戻らなくても、落ち着いて自分自身の正直な気持ちと対話を始められるようになるでしょう。
その中で別れを選択する事もあるし、もう少しこのままでいこう、という選択をする方もいます。
ですから、ウチの探偵社は、この心を中心に考える方向性を見出しました。
これなら、顧客を中心に考えても大丈夫ですからね。
たまに居るんですよ。
夫の不倫相手をやっちゃって下さい!って相談してくる人・・・。
だいたい、そういう電話は深夜です。
そして、私が電話を取ると、100%ふざけんなという説教になってしまう・・・。
プチ人生相談、無料・・・いや、プライスレスか。
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心安らかに、楽にいこうよ。
一度っきりの、自分の人生なんだからね。
おいっ、気を使うなよ、そこは。
探偵の調査報告書を、
普通に見てるよっていう人は、まずいないだろう。
基本的に、調査報告書には書くことに関するルールが決まっているのだが、
その中に、調査対象者について記載をするところがある。
よくある浮気調査なら、調査対象者の当初は、夫か妻、彼氏か彼女、みたいな感じだから、
依頼者さんは、その対象者のことを知っている。
ところが、じゃあ、仮に夫の浮気調査だとして、夫が不倫相手と会ったとする。
たいてい、夫の不倫相手といえば、女性だ。
(稀に男性という事もあるので、注意が必要だ!)
それはさておき、こういう調査に例えば弁護士さんが依頼者さんについていて具体的な損害賠償やら
離婚の話をしているとすれば、不倫の証拠が整ってくれば、すぐさま、次のような指示が来る。
「その女を追って、身元を洗え。」と。
こういう対象者のことを、ウチでは、「ニタイ」と呼んでいる。第二対象者の略である。
当初、ニタイについては、姿と服装ぐらいしかわからない。
調査対象者を変更して、まずニタイの何がわかるのかといえば、帰宅先であろう。次は勤務先・・・
徐々にいろいろな事がわかっていくのだが。
これも調査報告書に記載して提出する事になる。
そこに、面倒な欄がある。
それは、
年齢。
基本的に推定年齢で書くのだが、
これは調査スタッフが、「たぶん23歳くらいかなぁ~」と思えば、「20-25歳ぐらい。」とか書くのである。
実は、以前、弁護士さんが調査報告書を丸ごと使った際に、ブチ切れられたと言う話を聞いた。
(普通は小出しに使うので、丸ごと使う方はあまり居ない。)
そのニタイは、どう見ても、30代後半に見えたというのが、調査スタッフの意見であった。
しかし、実際は20代半ばであったのだ。
裁判所で「名誉毀損だ!!」と吠えたそうだ。ところが、そこは裁判所。
「名誉毀損」について冷静に解説をされたそうだ。
ところが、その方は冷静に落ち着く事はなく、
怒り心頭で、ブチ切れ、そのまま帰ってしまったそうだ。
まるでバカ話なのだが、まさに今、調査スタッフが、私の横のデスクで悩んでいる・・・。
「目尻のしわ」
「クビのしわ」
「頬のしわ」
「おでこのしわ」
「手の荒れ具合」
「立ち上がるときの掛け声」
彼の中では、それまでの経験が入り混じり、必死で年齢をはじこうとしている。
私 「そういうとこ、気を使わなくていいよ。もういいんじゃない、45歳で。」
と言えば。
スタッフ 「そんなの書いたら、事務所に火をつけられますよ!!」
(そりゃ、怖いよ・・・。)
私 「じゃあ、30歳って事で。」
スタッフ 「うーん、それはサービスし過ぎなんですよね。」
どーでもいいよ。素直に書けよ、素直に!!
スタッフ 「じゃあ、不詳ってことで!」
はじめっから、そう書けよ!!
ちなみに、
立ち上がるときの掛け声が「よっこらショウイチ!」という場合は、甘く見ても40歳以上だと判断するそうです!
怖いですね。
「よっこらせ」と「よっこらしょ」は違うらしいです。
「よいしょっ」も言い方によって違うそうです。
ひゃーーー。
確かに、年齢判別に手法を教えたのは、私ですが、
彼等の研究は、基本の枠を超えています。
一度、調査されてみれば、歯に着せぬ、素直な推定年齢がわかるかもしれませんね。
SEOを辞める!
上位検索対策=SEO。
ヤフーさんやグーグルさんで例えば「探偵」と打って、調べた時に検索順位を高くしようとする試みを
SEOと言います。
ちなみに、T.I.U.総合探偵社関連のすべてのHPは私が作っています。
自社のみで行うプログラム等の打ち込みでも、キーワード対策は実績があり、簡単なものなら、
すぐに上位対策ができています。
でも、上位検索だけに捉われることを、今日から一切やめます。
というのは、上位に表示される事を主目的とするということは、本来、そのキーワードに関する悩みを
抱えたユーザーに目が向いていないのです。
優れたコンテンツをどう捉えるか?という点について
・上位に表示されたものが優れている、とも言えますが、それを主目的とすれば、必ずしも
ユーザーに対して、良いコンテンツとは言えません。
ですから、今後、また今まで作ったコンテンツは、ユーザーのためを完全な主目的として、上位検索の要素は
原則排除します。
あくまで、ユーザーのため、そのキーワードで調べた方が、「なるほど、役に立った」と思えるものを
最大限提供しようということを一貫していく。それが、いわゆるコンテンツを提供している側としての
使命だと思うのです。
特に探偵業は不透明です。これを極めて透明にしていく。
これだけでもユーザーには役立つはずです。
例えば、低料金設定と宣伝していても、業界にいる私から言えば、いや、高料金設定ですが・・・。
と思う事は、やたらとありますし。
色々な宣伝文句の中で、それは嘘ですね、と断言できる事はたくさんあります。
時もよく、私が理事となる団体から、団体支部のHPを自らの決済で制作して良いという許可も理事長から
頂いたことから、具体的な消費者トラブルの近況も団体を通じ、公開していくこともできるでしょう。
ただ、これは身の危険も伴う公開です。
以前、この試みは、いくつかの組織、企業により断念せざるを得ない状況にされた経緯があります。
さすが、探偵業法に「暴力団の排除」が書かれているだけの事はあります。
さて、この一年で、どうなるか?
小さいな未成熟業界だと言われますが、ここに新しい風を吹かせようと思います。
どんな改革も革命も、はじめは小さな出来事から始まるものです。
その礎となるのであれば、本望。常在戦場が私のモットーです。
私に付いてきてくれる家族、仲間には迷惑な話かもしれませんが、
もう、これだけは諦めて下さい。
すみません、今日は暑苦しいネタでしたね。
では。