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  ひとつだけ避けたいこと

科は違えど臨床医をして
色々な人に接して、
三者三様な診断済みの子の親もしていて、
その上で言えるのは
・発達障害の診断を受けても
・二次障害になっても
・支援級に行っても
別に詰まないだろうことです。
それぞれのことで、
独特のやりにくさは伴うにしても。 

すごく現実的には、
日本は大学の門戸が意外と広いことです。
まず、高等支援学校の卒業でも
「高卒ではないけど大学受験資格はある」
という状態になること、
高等支援学校にも高校にも
通えないという場合にも、
高卒認定試験がありますし、
実際に問題を見てみれば分かりますが、
試験合格自体は簡単です。

高卒資格があれば、
私立大学の中で選べば
少ない科目での受験だったり、
何かの目立った実績があれば
試験の一部免除が可能だったりもあります。

当然、そういう道で進めば、
変な評価になる可能性もありますが、
それでもスタートアップに
関わっていると、
起業する側の学歴は問われにくい事も
分かります。
(良い学歴だと宣伝しやすいとか、
事務作業ができると
評価されやすいという利点も
間違いなくありますが)

では、どうなると詰むか?となると、
個人的には
「本人が『どうせ自分は詰んだから』と
考えることや支援を受けることに
拒否的になる」と詰みます。
本人が能動的でないと
助けようがないからです。

子どもたちが育ってきて、
進路を考える必要もあって、
その上で大学受験の可能性も調べ、
働く可能性も調べ、
高校は行けないかもしれないし、
就職もできないかもしれないけど、
それでも
『3人は、どうにかはなる。
その能力はある。』
と個人的に思っています。



2024/9/29発売
 
 
 
 
 

 

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