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  ​条件さえ整うなら、違う検査が必要だと思っている

ちょっと誤解されていると思うので追記。
 
発達障害に関する全例検査自体は、
自分は「条件付き賛成」です。 
想定する条件は、 
・結果への適切な対応の構築がなされる 
・不適切な解釈をする教員側に指導が入る 
の2つが最低条件だと思っています。 
 
逆に、満たされるのならば、
推進に回ると思います。 
 
ただ、その際も必要なのは、
「発達障害の検査」ではなく、
「学校で要求される各種能力の習熟度評価」
みたいなものであるべきだと思っていますが。 
 
自分は子どもの診断に動き、
更に希望としては支援級で、
実際に長期不登校になった次男は
支援級に転籍した親の立場ですが、
「診断をさせない親」に見える人の気持ちは
分かる部分もあります。
診断があっても、適切な対応がされない事は多く、
診断に伴う差別はあるからです。 
 
差別をすぐに失くすのは無理でも、
学校での対応の幅を広げるのは、
種類によっては学校側の労力を増やさないでも
出来ることもありますから、
まずはそういう種類から試し、
実際に対応が変わると子供たち側の対応が
変わることを実感する機会はあってほしいし、
そのためのツールや評価基準になる検査であれば
歓迎です。 
 
ただ、現状そこまでの機能を持つ検査がなく、
政府と学校側にそういう受け皿・やる気がないので、
今の立場としては反対です。
 
あとは、発達障害の評価より、
小テストのデータベース化の方が
全員へのメリットは大きいかもと
個人的には思います。 
どの子がどの単元で躓いているのか?
どの単元で躓いた子は他のどこで躓きやすいか?
などが分かりやすくまとまると、
完全に分からなくなるまで放置されず
集団授業の質が上がります。
特に算数など積み上げ系の科目だと
1度躓いた影響が大きく、
現状だとどの単元が理解不十分なのかが、
本人がやる気になったとしても把握しづらく、
追いつくのが困難です。 
 
教師ではないので、穴だらけだと思いますが、
一父親の希望です。
 
実現する時の実際の検査は、
多分多くの人が想像する現状の
心理検査・知的検査で数値が出るのではなく、
日常生活での視線の動きや、
ノートを書く時の筆圧や字の形分析、
あとは検査用のゲームをプレイする形で
やることになると思います。
 
子どもを緊張させず、大人側の人力や印象に頼らず、
能力を評価して、
「どの能力がどういう理由で弱そうです。
推奨の対応は○○です。
プリントはフォントは△、配置は□で出題し、
本人の感想を聞き修正していってください。」
みたいな出力が出る時代が来ると思っています。
 
 
 
 
 

 

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