コメントのお返事が追いつかなくてごめんなさい。

 

全て嬉しく読んでいます。

 

 

 

反響が大きかった記事や、

沢山の人に知ってほしい記事を

集めたワードプレスブログ。

 
 

  ​よく言われるが、本当に難しい

生活の中に困りごとを抱える子を育てていて、
子どもの「言い分を聞く」というのは
本当に難しい。
 
 まず、「本人が言語化出来ない」事が
殆どなので、
大人側が推測・補完して
質問していくことになるけれど、
その時にどうしても誘導してしまうし、
大人の想定外の部分は聞き出せないことになる。 
 
更に、何とか聞き出したうえで、
そこへの解決策を提案しても、
中々採用されない。
そもそも子ども側には
絶対の経験値が少ないから、
今が困っている(別の方法・環境なら
味わう必要のない苦労をしている)実感が
乏しいし、
提案された案で解決しそうという感覚も
感じにくい。
聞き出した時点でずれてしまっているから、
解決として合っている気がしない時もあるだろう。
 
聴取自体はある程度成功しても、
親では解決の為に
動く権限がない悩みのことも多いし、
認識したところで
状況が改善しないこともある。 
 
表面上は聞き取れて、
子ども本人はそれが真実と思っていても、
実際の問題は別のことだから、
解決策を準備しても何の意味もないこともある。 
 
適切に聞き取れて、解決策も準備できても、
周囲と違うのが嫌とか
初めてのやり方が怖いとかで
採用されないこともある。 
 
しかし、何とか
「悩みに向き合って、
それを他人に伝えて、
だからこそ上手くいった」
経験を沢山積んでほしい。 
 
自分に合ったやり方でこそ
味わえる本来の世界を
楽しんでほしいという意味もあるし、
大人になるに従って
「助けてもらうための形式を提示しない
=助けてほしくない意思表示」
として扱われがちだから
損をしないためにも方法を覚えてほしい。
 
 
 
 
 
 

 

経由購入ありがとうございます