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  ​障害で、その人は決まらない

「ADHDは起業家に向いている」とか、
「ASDはプログラマーに向いている」
という単純化させる表現が
あまり好きではない。

起業家やプログラマーも様々だし、

ADHDやASDの人も様々で、

「職業に向いている属性」も

「特定の属性に向いている職業」も

どちらも判断しにくいから。


しかも、そういうことを言う人の大半は

起業家でも、プログラマーでも

ないのが不思議。

実際に、比較的に遺伝情報のが近い、

診断区分としては似ている我が子3人でも、

苦手なこと、得意なこと、

性格は大きく違う。

おそらく、観察した印象で

抱く適職はそれぞれに変わってくるし、

本人たちの快適さも変わる。


合理的配慮の申し出もそう。

具体的な方法ではなく、

配慮の話を出した瞬間に、

一部の人の中で「余計なクレーム」に

分類されているんだろうなと分かるし、

その区分を変えるのに苦労して、

『この労力は当事者や親が

払う必要ある?

何故余裕がない方が苦労する?』と思う。


発達障害の人が働きやすい適職の

共通点は多分あるけれど、

条件化するなら具体的な職種ではなく、

・売り手市場or資格職

・職場の雰囲気が良い

・個人の裁量が広く、上司が優秀

・専門性が高いor普通大変な部分が

 本人には苦じゃない

とかになるし、

『「発達障害の」の枕詞いる?』

と感じられると思う。


全部を満たしているなら、

言葉を変えたら

・合わなかったら転職しやすい

・働きやすい

・業務内容の難しい部分が得意、苦じゃない

になるから、

「そもそも適職を文章で

言い換えただけじゃない?」状態である。


「定型の人に

『タモリさんみたいな司会者向いてるよ』

と言うのと似て感じる」

と書いた方が伝わりやすかも。

多分、大半の当事者や親にとって、

アドバイスでも救いでも何でもない。

本人に才能があった場合は、

確かに適職になりやすい職種かもなとは

思うけれど。


 

 

 
 
 
 

 

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