コメントのお返事が追いつかなくてごめんなさい。

 

全て嬉しく読んでいます。

 

 

 

反響が大きかった記事や、

沢山の人に知ってほしい記事を

集めたワードプレスブログ。

 

 

  受診を断られがちな属性はある

知ってほしい事実。

医師は、仕事において

かなり個人の権限が強い。

かつ、売上高に連動して

給料が変わる人は稀で、

基本は役職と残業時間だけで決まる。

仕事の値段は、保険診療なので、

やった処置や手術の「名前」で

原則固定。

体型や他の病気の影響で

大変だろうが簡単だろうが同じ。


おできを潰す(皮下膿瘍の切開排膿)なら、

大柄で自分では静止できない人を

4人がかりで抑えて

10-20分かけて頑張っても、

じっとしていられる人を

2分で終わらせても、稼ぎは同じ。


なので、仕事をする側の効率だけを見たら

『「面倒くさい・大変」そうだと

判断した患者には関わらない』

が最適解になる。


さらに、利用者と提供者に

知識の量に差があるし、

他の医療機関は沢山あるから、

何か理由をつけて

「他に行って」と言うのは難しくない。

ボランティアとして

人を多めに置いた日を設けようにも、

病院に行きたい=体調不良や怪我の日を

コントロール出来ないから意味がない。


熱心な人が対応していても、

病院として

「何かの困難を抱える人にも対応が可能」

と言うのは難しい。

それは24時間365日可能ではないのに

掲げてしまえばトラブルの元にすらなる。


私自身、子どもたちの背景もあり、

なるべく広く対応しているけど、

完全に周囲の善意に頼りやっているから、

規模が広がれば多分看護師側がパンクする。


単純に保険点数を上げるだけでは、

でっち上げのニセ申請が増えて

すぐに廃止されるだろうから厳しい。


自費だと、最低でも

普段の3倍以上になってしまう。


一部の人の受診や措置に関して

コストがかかることを

表舞台で議論しないと、

水面下の「押し付け合い」が終わらない。


 

 

 

 

 

 

 

 

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