妻にも、子ども3人にも直接伝えている
私が絶対に許せない
他人に対する問題行動があります。
 
それは、
「イラついた態度で、
自分の要求を通すこと」です。
 
イライラすることがあるのは当然。
イライラの処理が自分だけでは難しくて、
家族に手助けを頼むのも甘えるのもOK。

でも、不機嫌を前面に出して、
人を操作するのは絶対NG。


小さい頃は、問題になりませんでした。
3人が、どんなに理不尽に怒っても、
はっはや、私は突っぱねることが
出来たからです。
 
問題は、体も声も大きくなった
長男にっちのイライラを、
はっはが怖がるようになったことです。
 
男性として順調に体が
成長しつつあるにっち。
それに伴い、明らかに
不機嫌でいる時の
大きな体・声に恐怖を
感じてしまうようになった母。
 
私がいない日の、
にっちのかんしゃくの対応が、
少しずつ難しくなってきています。
 
それをいいことに、
「イライラするなら、外に行く」を守らず、
リビングの真ん中で、
唸りつつ自分の脛をひっかくにっち。
他害はないものの、
迫力があります。
 
それを怖がってしまうはっは。
 
無理もないです。
健康・筋肉質で、
もうすでにキッズサイズは
着られなくなってきたくらい
成長している男の子。
そんな体つきの人が、
「不機嫌」を前面に出している。
怖くて当たり前です。
 
だからこそ、この状況を、
「イライラしたら、
言うことを聞いてくれる」と
誤学習してしまうことが、
本当に怖いのです。
 
「機嫌が悪いという表現をすると
周囲が言うことを聞いてくれる」
これが習慣化してしまえば、
周囲からは
「逃げきれなかった被害者」以外は、
誰もいなくなります。

しかも、本人は原因に気付きにくい。
本人から見たら、
『普通に接しているだけで、
何故か周囲が勝手に
言うことを聞いてくれるから』。
 
 
実際に、発達障害関係なく、
社会には、自分の機嫌を前面に出して、
周囲に改善させようとする人はいます。

その結果は、本人も周囲も
不幸になるだけになります。
 
大人になっても直せない人がいる理由は、
「本人から見ると(短期的には)得をする」
からだと思います。
 
・本人から見た視点
イライラしたら、表面に出す(スッキリ)
しかも、『何故か』周囲は
自分の主張を通してくれる
(スッキリに上乗せボーナス)

その後に伴う
「そういう態度をとる人間だと判断される」
という、とても大きなマイナスは、
自分をきちんと客観視出来ない限り
本人には理解出来ません。
 
ますます酷くなるフィードバックが、
かかってしまいます。
 
「体が大きくなって、
イライラしている様子だと
周りは本当に怖いよ」
と、伝えていますが、
そもそもイライラしている事が
まだよく分かってないことに加えて、
にっち本人の自分に対しての認識は、
「幼稚園児」くらいのイメージなので、
全く噛み合いません。

 

そして同時に、この問題行動を、

家族で1番気をつけないといけないのは、

「私自身」です。

暴れたら、、という想像で、

1番相手を怖がらせることが

出来てしまうからです。

なので、私も誰より厳しく、

「怒ったら外に行く」のルールを

守らないといけません。


 

 

 

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