次男さんちの入学にむけて、

あれこれと準備中です。

 

その中で長男にっちの時に、

入学に向けて何をしたのか

思い出しました。

 

長男にっちは不安が強いタイプ。

その不安を怒りとして表現します。

にっちのようなタイプの年長さんがいたら

参考になるかもしれないので書きます。

 

 


 

 

不安を軽減するために入学前にやったこと

 

 

 

 

①運動会、学習発表会、授業参観などの

保護者の参列が可能な学校行事に連れて行く。

 

 

これは、目的が2つあって、

・一年生になってからの、

行事の見通しを立てる

→実際に自分の目で

小学生になったらどんなことをするのか、

子ども同士が

どのようにかかわっているのか、

教室やトイレ、靴箱、階段は

どんなところなのか、

を体験することで安心できる。

 

・先生方に「来年入学してくる、

いっちの弟のにっち」を知ってもらう

先生と顔なじみになっておけば、

先生も声をかけやすくなるし、

にっちも入学後に出会う

「初めての人」を減らせる。

少しでも安心できるように。

 

②学校で使う文房具

(筆箱、鉛筆、消しゴム)を家で使ってみて、

本人のひっかるところがないか確認。

 

<鉛筆>

六角形がいいのか、丸がいいのか。

1年生は2B推奨ですが、

実際に使ってみると、

芯がすぐ折れてしまい、

HB、4B、6Bなど色々試した結果、

6Bが一番しっくりくることを発見。

 

<消しゴム>

どのメーカーのどの消しゴムが、

ストレスなく使えそうか。

 

 

 

結果、小学生学習字消し

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

<ランドセル>

一番重要です。

お気に入りのキーホルダーを探しに行ったり、

肩カバー、背負う際のベルトの穴の位置、

実際にいっちの教科書を入れてみて、

重さを体験させました。

(このころからずっと重くて怒っています。)

 

 

 

③通学路を毎日歩く。

 

晴れて気候の良い日はいいとして、

雨の日、風の日、いろんな天気の中で

通学しなければなりません。

なので、母と一緒に1年を通して

平日は、通学路を通ってから、

幼稚園に向かいました。

ここの歩道は縁石に上がって通りたがるな、とか

この交差点は横断歩道がなくて、

見通しも悪いので

「ここは一度止まって」を覚える。

これは入学後に付き添うでも

よかったかもしれません。

 

さらに、地域ボランティアの方が

登校時間の交差点に

立ってくれています。

 

 

・ボランティアのおじさん、おばさんの顔を

にっちに覚えてもらう

 

・ボランティアの方に、

にっちを覚えてもらう

 

 

ことも、意識して行いました。

1番自宅近くの交差点の担当が、

時々行く商店のお爺さんで、

毎日ニコニコ挨拶してくれます。

 

入学後に

かんしゃくでにっちが泣いていた日は

無線で学校へ連絡してくれたので、

担任の先生が門で待っていてくれたこともありました。

助かっています。

 

 

 

④学区内の公園に遊びに行って、

その地域の子どもと、

なんとなく顔なじみになっておく

 

全く知らない子に声をかけたり、

かけられたりすることは

ほとんどなかったのですが、

学区内の公園に行くと、

いっちの同級生がいたり、

その弟や妹があそんでいたりします。

 

「○○さんの弟は4月から、同じ小学校だね」

 

となんとなく、

にっちの中で、知っている人の

カテゴリーに入るように

つながりを作りました。

本人は黙って何もアクションは

起こしませんでした。

 

 

 

⑤自分の荷物は自分で持つようにする

 

幼稚園時代は、ついリュックを

母が持ってあげたり、

自転車に乗せていました。

しかし、小学生になると重たいランドセルに

体操服やハーモニカなど、

とにかく荷物が多いです。

それに慣れるために

年長になってから

(機嫌のよいとき限定でしたが)

幼稚園の行き帰りはもちろん、

 

祖父母の家への帰省時の

新幹線に乗るときの持ち物も

自分で持つように励ましました。

 

そして自分の持ち物を

落としたりなくさないように

「何を持って家を出たか、

どこかにうっかり忘れているものはないか」を

適宜声をかけて、

なくさないように心がけられるよう

習慣づけました。

 

 

色々と入学前の大かんしゃく期のにっちに、

やれることはやろうとしましたが、

できたり、できなかったりでした。

 

決して、全て上手くいったわけではなく、

毎日かんしゃくを起こしていました。

ランドセルを通学途中の

ゴミ捨て場に捨てたこともありました。

心が落ち着かず、

休んだり遅刻したりもありました。

 

 

ですが、こんな風に

色々試して、親側の

「やれるだけやった」という

開き直りは出来ました。

何も準備せずに入学したら、

環境の変化でもっともっと

荒れていただろうと思います。

 

 

どなたかのお役に立ちますように。