きもちカードを作って2年が経過しました。
https://ameblo.jp/titti2020/entry-12634165913.html
さて、この親側の努力が実るためには、子ども側の受け入れる気持ちが必要です。
誰でもどのようなことでも、興味のない状態では理解することはできません。
興味を抱かせるための働きかけも大切です。
初めてのことに対する不安が強い
↓↓↓
不安な気持ちだから
自分を守るために怒り出す、長男にっち。
初めてカードを出したときも、にっちはちらりと見て怒り出しました。
怒り出したにっちを気になんてしません。想定内です。
ちっちとはっはは「今の気分は~~これかな~~~」とにっちの見えるところで
きもちカードを選びます。
続けること約1ヶ月後。
にっちはこちらを見つめています。
ちっちとはっはが楽しそうにしているところを見せ続けた成果がついに。
にっちがこちらを見ているタイミングを逃さず、声を掛けます。
「にっちもやってみる~?」
「いや、いい」
始めは拒否されるばかりでしたが、何度目かの誘いに乗ってきました。
そこからはちっちとはっはは全力で楽しみます。
「あー今はこーんな気持ちだよねぇ」(カードを選びながら)
「この前こんなことがあってこーんなびっくりでさぁ」
日常の会話にいつも以上のニッコリを+します。
親が楽しそうにやって見せると
子どもも「やってみようかな」と思うみたいです。
カードを作ってから2年。
今もそこまで乗り気ではないものの、
成功は10回に1回ほどです。
癇癪の後にきもちカードで気持ちを教えてくれるようになりました。
劇的に変わったわけではないですが、少し役に立っています。
また、カードは本人だけに使わせるのではなく、
親側の気持ちを伝えるツールとしても使っています。
外科医ちっちのmy Pick