中国が続いたので、茅ケ崎、日本に戻ってみたい
<茅ヶ崎市、中学校の13学区>
小学校に続き、茅ケ崎市の中学校の学区に関して、二つの概略図を作図した。
一つ目は学区の区境で3学区以上が集まる地点を繋ぎ、
二つ目は隣接学区(中学校)同士を繋ぎ、
位置関係を示したものだ。
<5人に1人の避難所>
小学校19区に比べ、6区少ない13区だが、両者合わせて32箇所が茅ケ崎の避難所の全容でもある。
13中学校の避難所としての収容人数合計は19,979人。先日紹介したように、小学校は33,441人なので、総計で53,420人。最新の2019/12/01現在の推定人口は242,013人なので、22%が収容できる計算だ。多いとみるか少ないとみるかは災害の度合いによるだろう。
因みに、2018/04/01現在、全国で指定されている指定避難所は 74,050 箇所、収容可能人数は約 3,511 万人となっている。総務省統計局による2019/11/01現在の推計総人口は,1億2,618万人 。 茅ヶ崎よりは5%高い27%の収容ができる。
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/index.html
この13地域分けは、自治会の区分とも連動し、災害計画にも密接な関係をもっているが、特に、中学校は災害時の避難所としてだけでなく、医療拠点、医療救護所として設定されている。
なお、文科省では、「災害に強い学校施設づくり検討部会」(第9回:2014/06/05)においての配布資料で「教育活動と避難生活の共存を想定した対策を講ずる必要性が改めて明らかに」として、東日本大震災のとき、ピーク時では622校が現実に避難所となったことについて、次のように総括している。