そんな日々が毎日続いていたという。
現在・・ウンスが戻り夫婦として過ごす場所は閨。
「七年だっけ?」
「ああ」
そうだといいウンスの華奢な体を引き寄せる。
閨の中での話はヨンの過去についてだった。
「そうだったのね?」
私ともっと早くあえていたら・・変わっていたかな?
「どうだろ?」
だが・もしもイムジャにあえていたら・・無駄な七年は過ごしていなかったきがする。
ぎゅと腰に絡ませる腕を強くした。あちこちあやしい動きに変わりそうなので話の続きをねだる。
「ちびっと」
かわいい唇に自分のそれを重ねた。
また或る日のこと。ヨンが隊長室から抜け出した。夜のこと。酒でも飲みにいくかと王宮を抜けていく。ふらりと歩いていくと妓生にからまれたのだ。どろんとした目つきをしてちょうどいいひまつぶしに戯れてみよう。
「妓生って・・」
「ああ・・妓楼で働く女のことだ」
むとウンスの顔つきが変わる。ばしばし叩きだした。
「俺がどう過ごしてきたのか知りたいといったのはイムジャだろう」
嫉妬も嬉しいとにやけていた。
「どうする・・続き聞きたいか?」
それともこっちの続きするか?もぞもぞ手が動き出す。話の続きで。慌てていう。ウンスがかわいい。
路地に引きずり込んだら妓生がしなだれかかってきた。
「俺を楽しませてみせろ」
さすれば一夜くらい相手をしてやろう。まずは試しだとうっすらと笑う。ただし目つきは死んだままだった。それでもいいと女は男の衣をあさりだす。ごそごそ手をはわせてひもをひゅるりとほどいていった。
一枚・一枚地面に衣を脱ぎ捨てていく。女もまたいくえに重ねた衣を乱していく。肌着一枚のみの残した。鍛え抜かれた美しい肉体にうっとりと女はしていた。これほどの男を今宵相手にできるというのだ。