ヨンが挨拶をすると母がにこやかにいう。

「知っているわ」

雑誌やCMそれにドラマにも出ているでしょう。

「あなたも・・頑張っているみたいね」

お父さんもかかさずみているのよ。いま何か飲み物を用意するわね。いちど席を立つ。

 

「緊張している?」

「当然だ」

母が戻ってきた。

「コーヒーでよかった?」

「はい」

「いいわよ」

母が腰を下ろした時父が畑から戻る。

 

「きたか?」

「もう・・アッパ‥約束していたでしょう」

「ああ」

手袋を外してきていた作業着を脱ぎにいく。

 

「どこまで話をしたんだ?」

「挨拶だけよ」

あとは世間話だけ。

「そうか」

 

ヨンが父に挨拶をした。結婚を真剣に考えております。

「なるほど」

口数の少ない父だ。

「酒は好きか?」

あの‥お酒飲みますか?

「歴史は好きか?」

「はい」

高麗時代のドラマをしております。

知っている。ウンスが・・娘が原作者だ。

 

しばらくし父とヨンは静かに話をしていた。

「娘をたのんだ」

「はい」

最後にそう話をしたらしい。