それから皆で過ごすことになった。ヒョンはそれなりに頑張っていた。父として子供たちの世話も焼いている。

子どもを産んでから弱っていたのだ。栄養のあるものを食べて・少し運動もするといいと伝えた。

 

「持ってきていた薬草が役に立てそうでよかったです」

ヨンにとっては兄なら・自分にとっても兄なのだ。

「苦いでしょうけど飲んでください」

大人しく彼女はそれを飲んでいった。

「どうぞ」

口直しに菓子を食べさせる。

「これは・・おししいです」

簡単なものを作りますね。ヨン・お兄様にいって食事を作らせてもらうわ。

「好きに使えってくれ」

野菜も畑でとれたものがあるし。栄養と言われても俺にはわからん。

 

「ここでは二人だけで?」

こくんとした。それでは大変だろう。

「せめて奥方がなおるまで・・人をやとえ」

「ああ・・」

スリバンに伝えておくよとヨンがいう。この日布団に座って楽しそうにソルファは話を聴いていた。

 

また様子をみにきます。といい二人はチュホンにのってかえっていく。

仲良く話をして屋敷に戻る。また休みの日にいきたいとねだることも忘れていない。

 

終わり。