どんどんからにしていく。机の上にはからとなったツボが転がる。
「もう・・そのくらいにしたら?」
2人とも。決着がつきそうにない。ほかは自分の部屋に戻っている。
引き分けでいいのではないか?体が心配になった。
「まだ飲む」
リンが真顔でいう。酔っているようには見えないが目が確実にすわっている。ヨンはあつくなってきたか襟元をばさばさとさせている。
これ以上はドクターストップ。二人を止めることにした。
勝負は引き分け。
「私とチェヨンでウンスさんの護衛をして馬で遠くにでかけましょう」
「おい」
「あんたは拒否権はないの」
強気でいう。アンジェにも協力するわ。企んだ顔つきでいう。
巻き込まれた男。アンジェは身震いを起こした。
「寒気がする」
はやめに休もう。
「どこにいきたいか・・考えておいてね」
ウンスさんという。ご機嫌だった。実は少し酔ってもいるようだ。
「どこでもいいのかな?」
ちらとヨンをみる。ヨンは仕方ないというように頷く。
顔が赤いようにも見えるが気のせいのようだ。
結果は引き分けでした。
終わり。