「私の雇い主があなたを気にいったというの」
仲間に入らない?
「断る」
「そういえば・・あの女・・恋人?」
「違う」
「なんだ・・遊びだったんだ・・かわいそう」
楽し気に笑う。
「お前に関係ないだろう」
それだけなら帰れ。俺は忙しいんだ。
ヨンが女と距離をあけて去っていく。ウンスがいるホテルに戻ることになった。
「部屋の中にいる」
「助かった」
仲間もまた素顔はみせずに立っていた。用事が終ればその男が消える。
部屋に入ると膝を抱えて椅子に座っていた。
「ヨンさん」
ぱっと顔を上げる。
「もういなくなった」
椅子から立ちヨンの元にかけつけてきた。自然に抱きとめることになる。
「家に戻れるぞ」
「うん」
そして日常に戻っていく。ヨンは引き続き潜入中。
カメラの映像を確認してもふしんな人物はいない。本部にデータを送る。
もう一つの事件がニュースになっていた。シン・ヒョジュンはCM・モデルで有名だった。
自殺とされていたが犯人と思わる人物がうつっていました。
ネットで有名なハッカーの男とされた。警察も彼を追いかけているという。
助けを求めて公安にやってきた。
「俺は・・ちがう・・誰も殺してない」
はめられたんんだという。そこにヨンの叔母が現れる。
「とにかく・・・公安で保護しよう」
あなたが犯人ではないことはわかっていました。
「他にも目撃者がいたんです」
「その人はどこに?」
「別に保護をしています」
安全のために彼もまた別の場所に異動させた。