ウンス起きた。

「おはようございます」

「あれ?」

チトセさん・・どうしたの?

 

ウンスさんは寝ぼけた顔をしていました。

 

説明をしましょう。ばれちゃいました。そして私もみつかりました。

「なんだ・・」

任務失敗かとはあとため息。

「でも・・やっぱり私のヨンもいい男だけど・・武士のヨンも素敵ね」

じいと下から見上げてみる。視線が気になるヨン。

「なんですか?」

「ああ・・口調が戻っている」

「イムジャではありませんから」

一応はわけるというのだ。そういうとこも素敵ねとうっとりしてしまう。

 

「違うといえば・・体のつくりかな?」

私のヨンはどうちらかとうと線が細いのよ。

「俺のイムジャは天界‥現代にいっているらしいのです」

「心配なのね」

こくとヨンが頷く。

「大丈夫よ」

同じウンスだし・・どうにかなるわ。

 

「私もお手伝いをいたします」

「おまえのせいだろう」

八つ当たりはやめてください。

ウンスさんに対しての態度と違いすぎます。

 

「せっかくきたのです」

行きたい場所ありますか?

「王宮に‥兵舎もあるって聞いたの」

「チトセか・・余計なことを」

舌打ちをされた。

 

でっ・・明日は王宮にいくことになった。

「大人しくしていてください」

はい。もちろんとこくこくする。三歩以上はなれていけません。守れませんから。

「了解しました」

とウンスが答えた。