今回のお題は「家族」「ごちそう」「チキン」「パーティー」です。
ウンスがヨンの元に戻り無事にクリスマスを過ごしたというお話になります。
この日は朝から皆が忙しい。チェヨンとウンスは仕事にでかけて・・戻ってきたらパーティーとなる。女中の人たちもあわただしく動き回る。ウンスにしかできないものは手配済み。ごちそうを作るのが女中たちの仕事。。机の設定・部屋の飾り付け・などなど沢山ある。
「ヨン・・仕事・・」
「わかっている」
早く終わりにさせて家に戻る。キスをしてわかれる夫婦。
医師たちも忙しく動いている。この日を楽しみにしていた。特別に屋敷に招待をしてくれるというのだ。トギ・若い医師・薬草の医師もいる。ウダルチも警護の方面で細かなさいはいをしていく。さすがに王様・王妃様は呼べない。夜の当番以外は参加予定。
禁軍では友人のアンジェも参加する。屋敷の警護のほうが安全なほどだ。
チェ・リンも参加予定。屋敷の方の手伝いに回る予定だ。
「ああいう・・にぎやかなのは苦手なのよ」
ひっそりと楽しむという。トギもまた同じ意見だ。女中たちとおしゃべりするのがいいという。
さて・・先にウンスとヨンが帰ってきた。名簿は確認ずみ。顔なじみばかりが集まるのだ。
さきに医師たちが到着した。
「ありがとうございます」
こしで来るなどさすがですとうきうきしながら屋敷に入っていく。
実は子供たちは先に来ていて子供たちだけでクリスマス会をしていた。部屋を別にしたのだ。
ヨンとウンスの子供たちは近所の子供たちと楽しんでいた。わいわいとにぎやかだ。母たちは子供の食べこぼしなどを世話に追われている。プレゼントの交換もした。
「お腹いっぱい」
「そう?」
お昼寝にする?とウンスに聴かれてと皆がこくこくする。
「それでは」
「ウンスさん・・お布団もってきたわ」
リンさんは動きがはやい。助かったわと雑魚寝できるように別の場所に布団をしきつめていく。
「いせんさま・・きょうは・・くり・ます・・ありがとうございました」
がんばってお礼をいう子供はチュンソクの息子だろう。すでに目は閉じかけている。
「楽しんでもらえてよかったわ」
子どもたちがそれぞれ返事をして布団にもぐっていった。