それはこんなことから始まった。毎年天女役「巫女」武士役「武官」が務めを果たす役目があった。それは最初は雨が降らないこの国のために雨ごいをみたてたものだったらっしい。

 

夏に入り雨が降らなくなるこの時期に行われているという。王や王妃。重臣や武官も内官も広場に集められる。それぞれに決められた席に着くのであった。

 

やっと落ち着きを取り戻した王宮だ。

「今年の参加のものはすでに決めてある」

王が声を張り上げた。チェヨンは何も知らされていなかった。

「テホグンとなった・・チェヨンと今年やっとかえられた天人のユウンスにする」

「なに?」

王の前にいた男たちが騒ぎ出す。それはいけません。早まりすぎです。様々な反対意見と賛成の意見が飛び交っていく。

 

「王様」

いきなりそのようなことをヨンが止めようとしたら目で後でという。引き下がる他なかった。

 

「どういうことですか?」

2人となったとたん王はヨンにせめられていた。おろおろしだす。

「おちつくのだ」

チェヨン。王妃とウンスを連れてきてから話すを言いだした。

 

「王妃様がおこしです」

扉が開きウンスと王妃が現れた。

「どうしたの?」

何も知らないウンスがヨンのそばにきた。

 

簡単に説明を受けた。王はウンスを守るために天女になってチェヨンと舞ってほしいと言われたのだ。

「え?えええ?」

ウンスが叫んだ。王や皆がみている前で舞をしろとは無茶なことをいう。

「無理です」

私一度も踊ったことがないんですよとことわろうとした。