#6 ”見えなかった鍋” | タイトル作家の作品集

タイトル作家の作品集

タイトルしか思い浮かばない自称タイトル作家が送る ”クスッ”と笑えるタイトルだけをお届けします。
※内容はハッピーエンド限定で自力でお願いします。

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タイトルとざっくりとした登場人物しか思い浮かばない自称・タイトル作家が送る ”クスッ”と笑えるタイトルだけをお届けします。
※内容はハッピーエンド限定で自力でお願いします。

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今日 お届けするタイトルは、 ”見えなかった鍋”  です。

 

すくすくと素直に育った様に見える大学3年生の若葉

成績も良く 周りからの信頼も厚い。

そんな若葉の唯一の欠点は、家の手伝いの中途半端な終わり方。

食後の食器洗いが、凄まじい。

毎回 意味もなく大きな物だけを 漬け置きと称して シンクに残して置く。

そして ある晩も 大きなお鍋が洗われずに残ったままだった。

母親は、” お鍋はどうして残っているの?” とたずねてみた。

すると 驚くべき答えが返って来たのだ。

”だって 見えなかったんだもん!!”

すごい! すご過ぎる! お皿やお茶碗よりもはるかに大きなお鍋

見えなかったと言い切れる勇気!  完敗です。  

今後の若葉の意表をついた言い訳が見逃せません。