だいぶ遅くなりましたが、先日フォトグラファーであり、セルフライト彫り師でもあるセラジュンコさんに写真撮影をしてもらいました。その時のことを書きたいと思います。
撮影準備の時の奮闘記はこちら
準備編1→☆
準備編2→☆
撮影前にはジュンさんのコンサル付きで、まずどんなイメージの写真を撮りたいかを雑誌などを見ながら自分で探っていきます。それをジュンさんにも見てもらってイメージを共有していくのです。
その時の洋服選びの苦労の様子は上の奮闘記を見ていただければわかると思います。
ジュンさんの撮影で白シャツを着られてる方が多いイメージがあって、私は生意気にも、みんなと同じような白は嫌だ!と思っていました。
自分らしくて、かつ鮮やかで美しい色を纏いたいという願望がありまして。
鮮やかで綺麗な色に憧れがあります。
それで様々な色や柄をお店で挑戦するものの、ちっとも私のイメージと、自撮りの中の自分が一致しない
ずいぶんと自撮りもたくさんしました。
写真でもわかるように、華やかな色の服ってやっぱり難しいです
雑誌みたいに美しい服を身につけるには、それに負けないだけの自分の柱がないと、服に着られてる、チグハグな感じになってしまうなぁと半ば諦めようとしていました。
お金さえかければ、オシャレで素敵な自分になれると思っていたんですが違いました(これ、好きでお金をかけるのと全然違う投げやりなパターン)
そして、撮影に間に合わなせなければと焦ってもいました。
そうすると、なおさら出会えないんですよね。私のいつもの買い物の失敗パターンです。
写真撮影とは言いながら、思いがけずこんなファッションコンサルまで受けられて、それだけでもすごいのに、さらに、自分の将来のビジョンにまで至ります。
直前にzoomで、WEB上での対面ミーティングを行いました。
そこで、ジュンさんの第一声に私は本当に凹まされました。
「ちかさんはどんな自分を撮りたいの?
写真をどんな風に使いたいの?」
私、全然答えられなかったんです。
ただただ、
私も自分の力でキレイになりたい、
素敵に撮って欲しい、
という思いはあったものの、
写真どう使いたいの?
これから先どうしたいの?
に、全然答えられない
「そういうの無い方もいるし、それでもいいけど、それだとボンヤリした写真になるよ♡」
って言われて大ショックでした。
(私のためにジュンさんがあえて言ってくれた愛ある言葉だったと後から気付きましたが)
まるで、仕事辞めた後のことをちゃんと決めていないことを攻められてるように感じました。
安くはない撮影料を払って、私何やってるんだろう。。と落ち込みもしました。
えーん
服は決まらない
ビジョンは見えない
ボンヤリした写真って最悪
ジュンさんのひとつの投げかけに、勝手にムカついたり、落ち込んだりしました。
それも正直にジュンさんに伝えてみました。
そうしたら、そう思うってことはそこに何かヒントがあるのでは?って言われてハッとしました。
あぁ、仕事辞めることを責めていたのはジュンさんではなく、自分だったのかと。
キレイになりたい気持ちをないがしろにしていたのも自分かと。
そこでようやく、
このキレイになりたいという気持ちを仕事につなげたいと覚悟が決まりました。
つまりそれが、セルフライト彫り師の仕事な訳ですが。
そうしたら、綺麗な色の求めていた鮮やかな服に出会えました。
そういうことなんですね。
私が、この1年時間をかけて向き合ってきたのはキレイになりたいという気持ちであり、自分の気持ちを大事にするということだったんです。
まだまだ途上です。
キレイになりたいという気持ちが揺らぐことも、自分の気持ちに自信がないこともあります。
でも、ここまで紆余曲折しながらも築いてきたことは紛れもない事実。
そんな決意を写真は本当に後押ししてくれて。今までの自分が生きてきたどの瞬間もとっても大事。写真はその時その時の自分をよくつかまえてくれていて私の励みになります。
ここまで気付かせてくれたジュンさんのビューティコンサル撮影には感謝しかありません。
自分を見つめ直したいとき、ジュンさんの撮影は本当にオススメですよ
私は、家族以外で久しぶりにこれだけ感情を揺さぶられましたが、その結果がこの写真なんて素敵過ぎます。
表面的に相手の言葉を聞くだけではこれだけの写真は撮れないと思います。
ジュンさんありがとうございました