4年以上前に バーゼル問題について 以下のリンク先で

 

6つのやり方を示した。

 

今回は、Σ[n=1→∞]1/n² の値が π²/6 になることを示すのではなく

 

Σ[n=1→∞]1/n² が ある積分表記ができることを論じてみたいと思う。

上記の6つのやり方の中にも積分表示があって、それと結果的には同様なものですが、別な方法でやりました。

 

hを正の任意定数として 以下の無限和

 

 

 

 

を考える。 この値は、収束して h=0のとき、Σ[n=1→∞]1/n²  に一致する。

 

 

そこで 以下の値を考えてみよう

まずは、

 

このように変形できる。

 

そして 右辺は、 積分表記すると 

 

が成り立つので、

 

となる。 ・・・①

 

左辺の被積分関数を変形して

 

 

になる。 ここで h→0 とすると この被積分関数の 左の部分は

 

このように書ける。…②

 

そこで、

について検討してみよう

 

 

 

 

 

 

が成り立つ

 

また これは次のように変形できる。