このブログでは、夢や人生に向かって努力している女性の生き方や考え方、成功のポイントを中心に、ご紹介していきます。

第一回目は、アンチエイジングアドバイザーであり、ラジオプロデューサーの上原由佳利さんにお話しを伺いました。

 

 

 

Profile

上原由佳利/広島県生まれ

20-30代で体を壊した経験から、日常生活のマネジメントをする重要性認識し、健康と若さが美の原点であることを確信。アンチエイジングアドバイザーとして活動をスタート。

ご主人が院長を務める開邦クリニックの経営に46歳で参画。アンチエイジングを実践し、マネジメントで人を生かして、10年間で売り上げを4倍増に。50歳からプロデュースを始めたラジオ番組やブログを通して、中高年に夢と希望を宿し、活気溢れる日本の再建を目指している。最近は、不動産の仕事も参画し、毎日忙しく活動中。著書に『40歳からの美人メソッド』現代書林

 

                               

 夢に生きるすべての女性に

 

 

 

 

 

 

 

46歳でクリニックの経営に参画し、10年で売り上げが4倍に

 

 

 

転機が訪れたのは46歳の時でした。

主人が院長を務めるクリニックの経営に本格的に参画するようになったのです。それまで、経営は院長が兼務していたのですが、完全にオーバーワークになってしまっていたからです。

主人が診療と医学に専念できるようにと、本格的に経営に参画しました。もちろん初めての経験でした。セミナーを受講し、医学書はもちろん、経営書や経済情報、政治、世界情勢等、様々な分野の本を読み勉強の毎日でした。

 

 

 

 

 

人材の成長が組織の成長につながっていく

 

 

 

現代は、組織戦と言われています。クリニックは、女性が主役の職場。医療・介護は、女性の特性を思う存分発揮できる分野ではありますが、一方で、女性は、組織、公器を理解できないことが多い、という弱点があります。以前、ある組織に所属した折、その運営の仕方に疑問を持ち、苦労していたので、自分が組織を作るなら、一人ひとりの能力と個性を生かし、共に繁栄発展する、理想の組織を作りたいと思いました。

 

 

そういうことから、このクリニックが何のために存在し、私たちは何のために働くかを明確にし、出発点としました。最初クリニックの理念をつくり、一から組織を立て直し、人材育成に最も力を入れました。毎週の養成会議は、スタッフ全員に必ず参加してもらい、理念について話をし、目標に向かって具体的に何をすべきかを共有しています。いろんな角度から理念について話すうちに理念が浸透していき、スタッフが理念に従って判断し、行動できるようになっていきました。

 

 

最初のころは、スタッフからの反発もありました。中途から、医療の資格もない奥さんが入って来たのですから、それは覚悟の上。

 

 

一緒に現場に入り、仕事の内容を理解し、努力している様子をみて人材をどう生かせばいいのかを日々考え続けたのです。

面談をしながら、各人の個性や考え方を把握し、仕事上の問題を解決して、新たな仕組みを作り続けました。

当院では、スタッフ一人ひとりに目標をもってもらい、自主的に取り組んでもらうようにしました。自分のなすべきことと、組織でのバランスを取ること、常に全体を見ながら仕事の流れを把握してもらうようにしました。

 

 

組織のカルチャーとして、自主的に考えて動く、仕事をする、という土壌が造られています。

 

 

 

 

特に気を付けた点は、公と私の区別について。女性は公と私が一緒になってしまう人が多いので、好き嫌いで仕事をしないこと。組織は公の器だということを繰り返し話してきました。

 

 

また、問題が起きた際は前面に出て、責任をもって対応していくうちに、所長としてスタッフの信頼も得ることができました。

 

 

こうして経営に参画し、1年もたたないうちに患者数が増加し、売り上げも急増し始めました。この10年間で売り上げは4倍増となり、患者数も4倍となっています。

 

 

 

 

人材の成長が組織の成長につながっていくことを日々実感しています。一人ひとりの個性をそのまま受け止め、お互いに認め合って、仕事ができるようコミュニケーションを大切にする組織運営を常に心がけています。

 

 

 

 

スタッフが若返り、美しくなっていくクリニック

 

 

 

アンチエイジング医療にも力を入れています。「健康でなければ、若さも美も成り立たない」ということを痛感していたので、2012年からを『開邦研究所』を開設し、アンチエイジング情報を提供しています。

 

 

         https://goo.gl/jHibvi

 

 

具体的には、各種アンチエイジング注射、食事指導、メディカルケアフーズ、サプリメント、ドクターズコスメなど。

ドクターズコスメは、スタッフが実際に使い、ランキングをだしています。理念の一つに、「患者様とスタッフのオーラが輝き合うクリニックを目指します」とあります。

まず、働くスタッフが、開邦クリニックを人生修行の場として、成長の喜びを得ることができたなら、その光を患者様に与えることができるのですね。

 

 

だから、ドクターズコスメ、サプリ一つにしても、スタッフが実際に使い、効果が出て、その商品を愛用し、はじめて自信を持って患者様におすすめできるのです。

スタッフは、入職する前より、現在の方が若返って美しくなっています。女性が一生かけて働き続けることは大変なこと。結婚、妊娠、出産、子育て、やがて老親の介護。女性の一生を見守り、サポートしていくことが、女性の職場を経営する者の責任だと思っています。

 

 

 

 

 

社会に貢献しているという充実感と創造の喜び

 

 

 

私の人生が順調だったわけではありません。沖縄に嫁いでからは、右も左もわからず、気候風土も違うところで、嫁として頑張りすぎて、胃腸や足腰を壊してしまいました。腰椎ヘルニアを何度か患い、ほぼ寝たきりの状態だったこともありました。体力も衰え、気力もなく、若さも失い、独り病室で、茫然と過ごしていたこともありました。

 

 

痛みや苦しみの中にいる時、人は、自分のことばかり考えるものです。人生を再建するに当たり、過去のわだかまりを一切捨て、

主人をサポートし、子供を立派に育てること。次に、沖縄と日本のために目標を立て直すこと。大きな志と目標が、健康を取り戻し、人生を大きく変えていきました。

 

 

 

 

未来を創造していくなら、過去の思い出も、善きものへと変えていくことができます。

 

 

主婦だったころに比べ、体力的にも疲れることもありますし、神経が切れそうになるくらい大変なこともあります。ですが、それよりも組織が発展し、スタッフが成長する姿、多くの患者様のお役に立てているという社会的充実感が何倍にも勝っているので、毎日が充実しています。もともと芸術が好きで、クリエイトすることが大好なのです。経営も創造、クリニックの経営を通して、創造の喜びを実感しています。

 

 

 

 

自由からの発展を目指し、沖縄でラジオ番組の立ち上げを

 

 

 

2013年から地元のラジオ局で『ゆんたくシーサーRadio』のプロデュースをはじめ、パーソナリティも務めています。

沖縄では、過去の歴史的背景から左翼系の偏向報道が多くありますが、全県民が同じ意見ではないのです。だから、既存のマスメディアとは違うニューメディアとして、若い女性を中心にラジオ番組を立ち上げたのです。

 

 

 

 

日本が経済でも外交でも世界をリードする国になってほしい、それを沖縄の地から発信しています。

 

ゆんたくシーサーRadio FMレキオ・FM21・FMもとぶ

 

 

 

 

夢は沖縄から日本を再建すること、沖縄を海洋宇宙空港都市にすること

 

 

 

皇室の祖先は沖縄であったともいわれていて、古代日本の原点でもあります。また、地政学的観点からも沖縄を守ることは日本の国全体を守ることにつながると思っています。だから、日本再建のために、沖縄から未来の産業をつくるお手伝いをしたいと思っています。今後、ますます時代の流れは速くなり、産業構造も変化していく中で、未来産業のトレンドは宇宙産業になっていくと考えています。

 

 

 

 

日本は、まだまだ遅れていますが、世界では民間宇宙産業がビジネスを活性化させています。それは、医療のみならず、宇宙技術のデュアルユースが、あらゆる産業のレベルアップをしていくからです。日本が今後、さらなる発展をしていくためには、本格的に宇宙産業に参入していくべきだと思っています。

具体的には、沖縄を、海洋宇宙空港都市にしたいという夢があります。ケネディ宇宙センタービジターコンプレックスのような、宇宙テーマパークを造り、海のリゾートも合わせた複合リゾート施設構想です。既存の基地を昇格して、宇宙空港に発展させるのです。そして、沖縄が宇宙海洋都市として、宇宙への有人ロケット打ち上げ、さらに、2点間宇宙飛行による海外への大幅時間短縮飛行などで、交通輸送革命を実現する。

 

 

【サターンVロケット ケネディー宇宙センター】

 

 

通常、ロケット打ち上げには、地球の自転を利用し、東側に向かって打ち上げます。赤道に近いほど有利な条件です。沖縄は亜熱帯で、東側に海があります。ロケット打ち上げに、有利な気候と自然を有しています。離島だからこそ、交通輸送革命の実証が大きいものになります。

 

 

つまるところ、航空宇宙産業の一大拠点としていくのです。

 

それに伴う、医療施設、訓練施設、研究機関、学校などインフラが発展していきます。日本国の最南端の国境県として、繁栄した姿です。

 

 

沖縄の地から、有人の有人宇宙ロケットを打ち上げ、日本の宇宙時代を開くー

 

 

そこまで行ったら自分の人生のミッションをクリアできると思っています。

 

 

【スぺースシャトルアトランティス号 ケネディー宇宙センター】

 

 

 

 

夢に生きる女性たちへ

 

 

 

小さなきっかけに感謝し、報恩していくことで成果になり、次のチャンスがやってきて、その期待に応えていくことで、さらなる成果につながってきました。小さなきっかけがいろんな形に成長し、ここまで来ることができたのです。発展とは、愛が成長していく姿だと思います。心の中にある夢を育て、現実化してください。

 

 

女性が夢を実現することで、世界が美しく輝くと思っています。