村松大神宮に参拝した後は、隣にある村松虚空蔵尊へ向かいました。
村松虚空蔵尊は真言宗豊山派のお寺で、本尊は『虚空蔵菩薩』です。
大同二年(807年)に空海(弘法大師)により創建され、その際に平城天皇から『村松山神宮寺』の勅額(天皇直筆の寺額で要約するとお寺の看板)を賜わったそうです。
鎌倉時代から安土桃山時代にかけて、常陸国を治めていた佐竹氏から庇護を受けて隆盛を極め、様々な僧坊(僧侶が住む建物)が建てられ、多くの学徒の養成に貢献されたそうです。
戦国時代に入ると文明17年(1485年)に戦火により、お寺の建物や勅額が焼失しますが、その2年後の長享元年(1487年)に『頭白上人』によって再建され、名前も『村松山神宮寺』から『村松山日高寺』に改称されました。
(由緒等細かい話を全部書くと話が長くなるので、記事の1番下にHPとWikipediaのリンク先貼っておくので、そちらで詳細を確認してください)
車を駐車場に停めて村松虚空蔵堂に向かいます。
参道から見た仁王門。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231020/20/titanharios/28/e2/j/o1080072015353488470.jpg?caw=800)
本堂の前には正面から見て右側に牛の像、左側に虎の像が建てられています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231021/14/titanharios/51/24/j/o1080072015353760049.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231021/14/titanharios/c0/54/j/o1080072015353760089.jpg?caw=800)
こちらが本堂です。
小さくて解りにくいですが、本堂の屋根の上にも牛と虎の座像があります。
屋根の上の座像は本堂前のとは逆で、右が虎で左が牛になっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231021/15/titanharios/3e/31/j/o1080072015353784469.jpg?caw=800)
本堂の天井には天女らしき絵が書かれていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231021/16/titanharios/8a/95/j/o1080072015353792196.jpg?caw=800)
立ち寄らずに境内を出てしまいましたが、裏手には鐘馗霊神堂・奥之院・三重塔等があります。
この後は大洗に立ち寄ってのんびりしてから帰路に着きました。
村松虚空蔵尊
〒319-1112
茨城県那珂郡東海村村松8
営業時間 9:00〜17:00
アクセス
JR常磐線・『東海駅』下車
茨城交通バス利用・約17分
『東海駅東口』(海浜公園行き) 『虚空蔵尊前』下車
『東海駅東口』(茨城東病院行き) 『虚空蔵尊入口』下車
村松虚空蔵尊のホームページ