茨城県土浦市佐野子地区では河童(かっぱ)の伝説が残っています。
室町時代の桜川には河童が住んでおり、馬や子供が川の中に引きずり込まれるというイタズラが多発していました。
ある日、坂本宇八という人物が川で馬を洗っていると、河童が馬の尻尾を付かみ川に引きずり込もうとしていた為、生け捕りにして村に連れ帰りました。
村人達は日頃の恨みからこの河童を殺そうとしましたが、通りかかった満蔵寺の妙沢和尚になだめられ、河童の命を助ける代わりに二度とイタズラが出来ない様に、右手を切り取ってから逃がしたそうです。
この河童の手は満蔵寺で供養された後ミイラ化し同寺で保管されていましたが、昭和初期の火災の際には持ち出され焼失をまぬがれて、現在は満蔵寺跡地に建てられた佐野子公民館に保管されています。
室町時代の桜川には河童が住んでおり、馬や子供が川の中に引きずり込まれるというイタズラが多発していました。
ある日、坂本宇八という人物が川で馬を洗っていると、河童が馬の尻尾を付かみ川に引きずり込もうとしていた為、生け捕りにして村に連れ帰りました。
村人達は日頃の恨みからこの河童を殺そうとしましたが、通りかかった満蔵寺の妙沢和尚になだめられ、河童の命を助ける代わりに二度とイタズラが出来ない様に、右手を切り取ってから逃がしたそうです。
この河童の手は満蔵寺で供養された後ミイラ化し同寺で保管されていましたが、昭和初期の火災の際には持ち出され焼失をまぬがれて、現在は満蔵寺跡地に建てられた佐野子公民館に保管されています。