暑い、暑い夏の日差しが照りつけております。皆さん、体をくれぐれもご自愛ください!
昨日は、「TETSUGTRの61歳の誕生祝いをしましょう。」という奥様からの提案もあり、外食することにしました。「暑さに負けないものを食べに行こう」と考えました。
皆さんはどんなものを食べますか?土用の丑の日周りですから、「鰻」は一番の候補ですよね。松山市で「鰻」といったら、「津島」「松岡」「うな一」「天きん」「三谷」など候補がありますが、やっぱり「うなぎや永三郎」さんでしょうか。最近、鴨川に移転されました。菊間にあった頃が懐かしいです。
「本当にスタミナが付くのは何を食べたときか」というTV番組があり、「鰻」「栄養ドリンク」「焼き肉」の三つで実験が行われていました。皆さんは、何だと思いますか?
この中で、スタミナが付いたと確認できたのは、「鰻」のみだったんですね。「栄養ドリンク」は、肝臓に無理矢理働きかけて酵素を分泌させているだけであること、「焼き肉」は、お腹がいっぱいになって満足感は得られるけれども、胃に負担がかかることもあり、単に気のせいだったいうことだそうです。ですから、1年のうちで最も免疫力の低下する今の時期に、昔から「鰻」を食べることは日本人にとって大正解の習慣であったということになります。
でも、実際に行ったのは、「丸源ラーメン」でした。ラーメンって無性に食べたくなる時ってありますよね。夏でも冬でもズズ~とラーメンを食べると、体から力がみなぎってきます。ラーメン店は、松山市にもう数え切れないくらいありますが、昨日は、「丸源ラーメン」と心に決めていました。
写真の「肉そば」ですよね。このラーメンは凄いです。メニューのトップ写真にもなっています。このラーメンを考えた人にノーベル賞をあげたいくらいです。「丸源ラーメン」は、全国に店舗が広がっており、まさにラーメン界では一人勝ちのような状況になっています。
昨日は、「松山インター店」に行きました。午後6時頃だったでしょうか。広い駐車場はほとんど空きがありません。入り口付近に行列ができています。車の中で暫く電話連絡を待たなければならないラーメン店を、松山市内では他に知りません。
「肉そば」は690円。値段もアンビリーバブルですよね。例えば、「塩ラーメン」に変更しても大満足の味です。ラーメンのベースがしっかりしているからなんでしょう。そして、メニューを見た途端、奥様が言いました。「デザートが98円?」びっくりですよね。家族で行ったら、即注文になるでしょう。とにかく安いです。
安いので仕方ないですが、セットで注文した「鉄板玉子チャーハン」「餃子」「唐揚げ」は完全におまけです。でも全く問題ありません。これでいいんです。本当に美味しい「チャーハン」「餃子」「唐揚げ」は他店に行けばいいんです。
しかし、「肉そば」を食べる合間に箸休めのおかずとなるから必要なんですね。
この「肉そば」を、最初に食べたときは衝撃的でした。同時に「これは反則。」とも思いました。「美味しいラーメンに美味しい牛肉を混ぜ合わせたら、もっと美味しいに決まってるじゃん。」ということなんですね。
『斎藤一人の百戦百勝』という本の中にある「ゲツ」という言葉が思い浮かびました。「上が靴で下が下駄という履き物」の話なんですが、「肉そば」を考えた人は、「ラーメン」に何を加えたら美味しいかという組み合わせを本気で考えたんでしょうね。
そうして、「世間が求めている一歩先を進んだ組み合わせを考え出した」ということなんだろうと思います。斎藤さんは、「いつも心を遊ばしておくと一歩先が見える。」と語っています。ヒット商品を生み出すには、このような「遊び心」が必要なんでしょうね。
自分は、「何でも面白がってすることが、人生の必勝法」だと考えています。
ああ、ラーメンについて偉そうに語ってしまいました。長文すみません。でも、「たかがラーメン、されどラーメン」ですね。皆さんは、どんなラーメンが好きですか?