お久しぶりです。あまりの忙しさにブログをアップすることができません。

 ネタはたくさんあるんですが…。そんな中、アジアカップで、サッカー日本代表が準々決勝で敗退しました。正直、サッカーのことはあまりよく分かりません。小さい頃から、ほぼ野球しかしたことがなく、サッカーは冬場に寒くてバットが握れないときに仕方なくするものでした。ですから、サッカーの思い出といえば、雪の中でしたこと、ヤンマーの釜本選手の頭が禿げていたことくらいでしょうか。

 そんな自分がサッカーの話題をするのはおこがましいのですが、今回のサッカーを見てど素人としての考えを述べたいと思います。

 まず、イラク戦。開始5分で、「これは日本が負ける。」と思いました。「素人が何言ってんの。」と言われそうですね。自分は、あるスポーツの監督として何百試合もしていますので、分かることがあるんですね。何を感じたかと言うと

、「あまりにも空中戦で相手と差がありすぎる」ということです。もう全く「やられっぱなし」という言葉がぴったりで、空中戦で日本がボールを支配する場面が全くなかったと感じました。確かに身長差はあるのでしょう。しかし、そこを差し引いても空中戦を支配されすぎだと感じました。 

もし自分が森保監督の立場だったったら、「敗因は空中戦です。あまりにもボールを支配され続けてしまいました。次は、絶対に空中戦でも戦えるように対策を立ててきます。」と答えていたと思います。

 準々決勝のイラン戦では、私生活で脇の甘い選手がいて、途中で帰国しなけばならなかったというハンデが大きかったですね。また三苫選手の足の具合がきっと悪いのでしょう。動きが鈍く左サイドからの攻撃が思うようにできなかったことも敗因でしょう。そして、大きかったのは、後半戦からイランが攻撃の内容を、「高さと速さ」を生かした作戦に切り変えたことに全く反応できなかったことでしょう。

 TVでは、「このチームが日本の最強チームです。」と語られていましたが、もしそうなら、今後、日本はイランやイラクには勝てないなあと思いました。身長差はどうしてもあります。しかし、それをカバーする攻撃力がなければ、彼らには勝てないでしょうね。だったら、バレーボールは、絶対に背の高いチームが勝ちますよね。でも、実際はそうではない。それは、高さのあるチームに対する対策があるからなんです。野球でも、背の高いピッチャーが剛速球を投げるチームが勝ちますよね。でもそうではないんです。そこが、バレーボールや野球の面白いところですよね。

 サッカーのことはよく分かりませんが、サッカーにも、バレーボールや野球のような高さ対策がきっとあるはずです。そこをコーチ陣がきちんと指導できなかったのが敗因だと思います。そして、イランのコーチが後半にスパッと作戦を変更した時、「ああ、これで日本が負ける。」と思いました。臨機応変に作戦を切り替える読みの鋭さにおいて、相手ベンチが一枚上だったと思いました。

 森保ジャパンは、これだけサッカーファンが熱狂するんですから、すごいチームなんでしょう。しかし、ちょっと遠くから見つめる自分にとっては、世界の壁を感じた今回の大会となりました。サッカーど素人の一意見です。サッカーファンの皆さん、どうもすみません。