湖岸緑地/曽根沼での朝。
曽根沼ではいつも西側の林間でテント泊していた。東側はファミリー向けとして遠慮していたのであるが、この日は東側の駐車場が工事で封鎖されていたためガラガラ。曽根沼をのぞむベストポジションをゲットできたのである。
曽根沼は昔は琵琶湖であった。干拓が行われて内湖となったのである。
景色を眺めていると、やおら霧がかかってきた。
この光は・・・。まさしく私が追いかけている「柔らかい光」である!
抽象的な映像に酔いしれる。
このとき牧谿(もっけい)の水墨画を思い出した。写真のような絵。→国宝「煙寺晩鐘図」。
牧谿は写真のない時代に光を感じていたのだ!
さて撤収して山へ向かおう。犬上川ダムを走っていると東岸がダートになっていた。
見晴らしも悪くない。
抜けることができた。
連続して向野線がはじまる。
土砂崩れを整備した形跡がある。
高度をあげると良い景色。
やがて道が途絶えたため引き返す。
最後は茨川林道へ。10kmのダートあり。
進めば進むほど道と川の高低差がなくなってくる。
廃村/茨川集落へ到着。河川敷に降りてさらに進む。神社を拝んで引き返した。
鳥居が前より埋まってないか?
引き返す。
そして枝道の古語録谷へ。道は荒れている。
古語録滝のところまで行くが滝は良く見えなかった。
今日はここまで。
ロングダートを無事に走り終えて満足して帰還したのである。