エデン林道の周囲で新名神の建設が本格化している。断片的に工事箇所を目撃していたのであるが、いよいよ全貌を見せつつある。

 

裏エデンに入るにはまず大城山線を走ることになる。この林道は新名神が橋でこえていくから残ることになりそうだ。


 

久々の裏エデン。3回行って、うち2回大転倒して痛い目にあっているので敬遠気味であった。

 

入っていくと、先着ライダーが複数。奈良ナンバーの3人組、グロムなどの原二の2人組の皆さん。すれ違ったのがレーサー風の多人数のライダー。えらいにぎやかさだ!

 

ひとしきり登ると視界が開けてきた。ここも大伐採されたのか?裏エデンは南北の道。そこを東西に別の道が掘りこまれていて寸断されているのである。あとで調べてみよう。

 

ステアケースを乗り越えて旧裏エデンを進む。

奈良ナンバーの皆さんの最後尾につくかたちとなり、後ろをトコトコついていく。えぐれた溝でXR230が倒れていた。溝を横断しようとして失敗したようだ。思わずかけつけて一緒に引き起こす。後ろから見られていたら、プレッシャーかかるよなあ・・・、すまんね。

 

起こしたあとのカット。


 

そう、裏エデンの転倒の多くは溝の横断失敗だ(私の場合)。溝をよけて走るにしても、溝の中を走るにしても、そのまままっすぐに行くのが正解のようだ。

 

広場に到着。


この先は崩落していてエデン林道と分断されているので引き返す。切通しの先では、道が巨大な池になっている。


いったい何匹のカエルが産卵しているのだろうか・・・。

 

部分的に舗装された箇所。


ここはくせものだ。以前にも登りで痛い目にあった。舗装部分を走っているといつの間にか溝におちてしまう。今回も失敗して再発進することとなった。舗装された部分をななめ横断するのは難しい。

 

引きかえしていくと再び工事箇所に戻る。


右上から左下に旧裏エデン。そこを左右に新名神がらみの作業道がぶち抜いている構図。

 

まず北東方面。


遠くに山の高いところでトンネル工事が行われている。おそらく先ほど見た大城山線の橋のあたりだ。工事と併せて木材の伐採も同時に行われている。

 

こちらは西向き。


遠くに舗装寸前の高規格道路が見える。写真に写っていないがその下には資材搬入のための林道が見えた。てっきりエデン林道かと思ったが別ものだ。今後調べてみたい。

 

※令和5年度には常陽-大津間が完成予定だ。裏エデンの運命は長くて3年・・・。

 

裏エデンが荒れていたのはすでにNEXCOが買収済みだったからと思われる。

 

降りて裏エデンをひきかえすとえぐれたヘアピンに。


前より走りやすくなっている。

 

エデン林道へ向かう。

 

裏エデンとの接続部。遊具はいまも主を待っている。


 

巨大ヘアピン。


 

登り切ったところ。

遠くに琵琶湖が見える。

 

地蔵谷水槽を経由して東へ。

 

納所線へ。道が細く緊張する。

崩落箇所をショートカットする恐怖のヘアピン。


ここも前より走りやすくなっている。私も含む多くのライダーの転倒により血路が開かれたのだろうか?

 

信楽方面に行くには時間がない。裏白峠方面に向かう。途中の枝道に入ってみると・・・。

 

急峻なつづら折りを登り切る。行き止まりであった。

 

今度は下っていく。


眺望がよい。


 

舗装された宇津尾線を北上する。そして枝道へ。ピストンではあるが痛快な道だ。


 

そしてエデン林道に合流。カフェエデンからほどない地点に工事現場を発見。


新名神はエデン林道も横切ることが判明した。

 

エデンの入り口のそばにインターができると当初は浮かれていたが、もはや林道そのものの存続が危ぶまれる。今後の工事の進展を見守りたい。