FMチューナーの不調と朝から配線の端末処理 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

今日はコロナ禍開けの久しぶりのアメリカのWestern Electricと並ぶドイツのクラングフィルムのプロ用ヴィンテージスピーカーと音楽を楽しむ会で出かけます。

クラングフィルムからジーメンスに至る戦前戦後の音響では太平洋戦争中はアメリカを上回ったとされるドイツ。
ワイヤーレコーダー、コンデンサーマイクまで開発して、本人がいなくてもオイロノアというスピーカーを用いれば14km先まで演説が届いたとされるのですから・・・・

それはそうと、早起きしたついでに、音楽室が出来てFMチューナーへのFM電波給電の端末処理をし直していました。

これが一苦労で、これまでのはこんな綺麗?に端末処理が出来ていませんでした。



テレビのアンテナプラグと同じです。
苦労は芯線とシールド線、さらに銅箔シールドを綺麗に絶縁体を切り取る作業です。

剥く長さ、確実な芯線ホールド。
端子は金属製も出ていますが、日本メーカーの日本アンテナのがシンプルで信頼感があるので、またこれです。

1.8mmを外皮から出せではなぜか上手くいかず、2.0mmを出しています。

 

 


さらに芯線はワイヤーストリッパーの太い方から順番に行って、一番細い部分で絶縁被覆から切り離せました。

多少外皮線がでてしまったので、テープで養生しておきましょう。

実は愛用のFMチューナー、Accuphase T-1000に時々背景いきノイズや音声に合わせて息継ぎのノイズのようなものが付帯するようになって、点検修理中です。

その間、最新型のT-1200を借りて使用しております。



アンテナ端子は初回のは要領を得ずに芯線を反対側に剥いてみたり、使用説明書のとおり、2・2ミリ外皮を剥いて、芯線は1.0cm出して接合が出来ていませんでした。

そのために外側のシールド線が一部切れてしまっていたかもしれません。

というのもアンテナ端子への差し込み方で入力感度メーターが目一杯の5.0か4.5位に変化してしまうからです。



今は安定してシグナルメーターはNHK FMの送信アンテナから10kmちょっとで「5.0」。
過大入力のときにアンテナ入力感度を下げる「LOCAL」モードにしても「4.0」で安定しております。



加工が難しいのは、アンテナケーブルが3C-2Vや5C-2Vと言った定型同軸ケーブルではなく、このフジクラのスーパーコンピューターの初期に開発されたスパコン専用ケーブルでそれらより各所が細いことに突きます。

ビルや谷間、山などでの電波の一次反射などで、受信感度が取れているのに音声不明瞭問題になる、遅れた反射電波マルチパスを測定するモードもありますが、素の状態で余裕でクリアは田舎のメリットでしょう。

送信アンテナと受信アンテナとの間に遮蔽や反射が影響する山やビルがないことに尽きるようです。

なおT-000とT-1200の大きな違いは、このマルチパスを除去する機能の有無が一番大きいようです。



使った工具はペンチ2本、チタン刃カッター、ラジオペンチ、ワイヤーストリッパー、PB社のドライバー3本。

道具と加工方法を勝手に解釈しないで、取説を良く読んで剥く長さを間違えない。
上手くいかない場合は臨機応変に剥く長さを変更することに尽きるようです。

反面教師として初回の端末処理の写真を掲載しようとしましたが、ゴミ袋の底に行ってしまいました。

これで日中も安心して、1週間枠の聞き逃し聴取のネットラジオに保管依存に頼らなくれても外出出来ます。
T-1000とT-1200の音質差があるかもこれで出来ます。T-1100とは駄耳では音質差を感じませんでしたので、これも楽しみです。