前々から時々症状が出ていました。
というのも、時々右chから音が出なくなる症状でした。
うちのアームはオルトフォンのAS-212というものの中のスタティックバランス型で、多くのバネによる荷重のダイナミック型とは違うものです。
調べると1960年以降のもののようです。
シェル取付部分をよく見ると、中のプラスチック?部分にヒビが入っていて、安定して4端子が接触していないようです。
モーターのメンテナンスをいただいたGreyさんに連絡すると、アーム専門に修理してくれる先に出してみるとのことです。
と、治って来ました。
割れていた中のプラスチック部品です。
アームの台ごと3つのマイナスネジでモーターに止めるだけです。
Greyさんによると、アームの取り付けネジともどもトルク管理をきちんとして、一定の同じトルクで固定するようにとのことです。
これはアンプの天板などレコードプレーヤーに限ったことではないでしょうが。
SPUの悩ましさが針圧です。
最初期は1.5ḡの時期もあったそうですが、2ḡから3.5ḡの間というのです。
おそらく生産ばらつきもあったからと推測します。
後ろの重さ表示はあてにならず、オルトフォンの針圧計で調整するしかありません。
とりあえず3ḡスタートして、耳で針圧を調整するしかないようです。
SPU-GT標準アームにボードなので、針圧以外のオーバーハング調整などは不要なのは楽です。
ターンテーブルの水平は付属の内蔵水平器を信用していいようです。