パオロ・テッツォン氏ソナス・ファベールを去るにあたっての挨拶 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

残念ですが、やはりでした。

おそらくベーシストでもある彼の今の部屋とおぼしき画像とともに、Sonus faberを去るに当たっての挨拶とされるものを残念ながら見つけることが出来ました。

以下引用します。

長旅の終わりは、すべての始まりの瞬間に立ち返る絶好の機会です。思い出に思いを馳せ、それを行動に移せば、学生時代に使っていたスピーカーを再び繋ぎたいという、抑えきれない欲求に駆られることもある。もうずいんぶん長い間、聴いていないのだから、わからない。あとは、存在を覚えている限り所有しているレコードの溝に、カートリッジを着地させるだけです。しかし、その間に、古くからのオリジナルの輝きが、壮大であると同時に不完全で、それゆえに(無愛想に)人間的であることを気づくのは、ほんの一瞬のことだ。



よく見ると、この2つの「木箱」は」、私にダメ押しをした。彼らが表現するアイデア、コンセプト、そして彼らが発する姿勢に惚れ込ませたのだ。
若者の一目惚れを30年近いラブストーリーに変えてしまうような運命のいたずらで、あとは18年もの長きにわたって続く結婚生活となったのです。
この経験は、私がプロフェッショナルになるために必要なものであり、その間に私が大人になるためのかなりの部分を作り上げた叙事詩でもあります。
この旅のすべてに深い感謝の意を表し、さまざまな形でご一緒いただいたすべての方々にお礼を言わないわけにはいきません。全員を挙げることはできませんが。
私は、ソナス・ファベールがこれからも素晴らしい成功の道を歩み続けることを祈りつつ、明日から始まる新しい挑戦に目を向け、新たな情熱を持ってそれを生きたいと思います。
以上

(スピーカー裏のサイン読めたらコメントで教えてください。)
AV cat
Sonusfaber 開発責任者・ブランドアンバサダー paolo tezzon氏 Sonusfaberを離脱か?


スピーカーはフランコセルブリンが創業し、代表と設計の全てを担っていたソナスファベールの初期の傑作の初代ミニマですね。

これとスイスのアコースティックラボのボレロのどちらにしようか?相当迷った20代でした。


18年間のソナスファベールでのスピーカー設計ということなのですね。ご苦労様でした。

と同時にパオロの最終期の作品となってしまった現有のアマティ・トラディションは生涯使い続けます。

とても良く鳴っていて、うっかり就寝時間を過ぎてしまうこともしばしばです。