sakudouoyazi01さんから、一つ前の日記のとおり、フェライトにしろ、ヴィトロパームにしろ、アモルファス、ファイメットなど電源ノイズカットフィルターには必ず入っているコア材です。
その日記に補足しようとも思いましたが、これ自体大事なことですので、独立させます。
壁コンセント裏の電灯線に入れた家電品のインバーターなどの電源ノイズが電灯線に回らせないためのフェライトコアの写真が見つかりました。
すでにコメントにある通り、単に電源ケーブルを通すより、側面に何回も巻き付けた方が、ご承知の通りにカットされるノイズ量は多くなります。
ただ、家中のオーディオ用以外のコンセントの全てにフェライトコアを入れるのさえ、電気工の方に申し訳ないし、さらにターンさせて巻いてなんて言えませんでした!!。
そこで、これまたTDKか村田製作所さんの公式サイトか、イトケンのアースとノイズシリーズで習った、ケーブルのターン数のみならず、コアの円筒の長さにノイズカット能力は比例することを利用させていただきました。
なお、オーディオ用壁コンセントにはフェライトコアを入れなかったのは確か、アコリバ石黒社長からのアドバイスからでした。
同社でもフェライトコアを扱っておられますが、フェライトコアノイズフィルターはオーディオ機器の電源ケーブルやオーディオ機器へ直接繋がる屋内配線に使用しますとエネルギー感の減衰が避けられないばかりでなく、磁性体のため磁気歪みが発生し混濁や歪みが発生し、音色や質感が著しく悪化するそうです。
TDKラムダからフィルター型電源ノイズフィルターを、もしオーディオ用コンセントに使う場合には特にご注意ください。
またヴィトロパームの輸入元の共立電子さんであったか?おすすめいただいたブロ友さんであったか、多く巻けばいいものでもなく、オーディオ用なら3ターン以内が限度ともアドバイスを受けました。
オーディオ用クリーン電源はトランス式から、こういうフィルター式まで、いろいろ使いましたが、いずれも躍動感は後退しつつ、小綺麗な音質になりました。
推測ですが、躍動感の後退はトランスにしろ、コアにしろ、巻きつける線が昔のエナメル線を少し太くしたようなもので、ここで瞬間的な電源供給能力に影響するからではと思います。
また面白い話しも聞きました。
記憶に間違いなければ、電源ノイズフィルターのTDKラムダなら、小型の1,500Wまでの対応クラスのコアはフェライト。
自分が母分電盤から一般電灯線〜家電品に行くところに介した80〜150kWクラスのは確かアモルファスかファインメットです。
理由まで勉強しましたが、フェライトに比べて、同じサイズのコアならアモルファスやファインメットコアの方がノイズカット能力が高いからだったかと記憶しております。
これも、同じフェライトでもカットさせたい電源ノイズの周波数によって、材質なり、形状が違う解説も読んで選んだ記憶です。
本当はオーディオによろしくないノイズ帯域に射程のアコリバのフェライトコアノイズフィルターFCS-8を使いたかったのですが、200個は必要となって、予算で諦めました(笑)。
索道さんやナイトさんがお詳しいと思いますが、インバーター制御する家電品の消費電力が大きいものから取り付けるのが宜しいかと思います。
要は臭いモノに蓋(電源ノイズ対策)をすれば、オーディオにはコンセントからストレートに電源を流して、大音圧=大電力に負けない発想をしました。