ラジオの音楽放送を現代に聴く理由 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

ヤフブロから移ってきました。
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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

いつもご覧いただいているsakudouさんへのコメントに書き加えたものになります。

 

 歌や曲を店舗や自宅でもドラマなどのBGMでひっきりなしに聴かされているように思っているが、たとえば、ある日一日に聴いた数は、意外と少ないです。


ラジオから流れる音楽を聴く意義は今も昔もありますね。AM放送の全国44局は近い将来AMは停波。

ワイドFM帯に移行するそうです。大アンテナの維持管理などのコストが大変だそうで。

 

長野県内の唯一のAM放送局に信越放送(SBC)があります。すでにAMの他にワイドFM帯90kHz帯で同時放送しています。

同じ内容の放送でも音質差は歴然です(笑)。

たしかにLPアナログなどからデジタルまでの媒体ソフト、CDなどのリッピングやダウンロードでのデータ、ストリーミングなど現代では、音楽へのアクセスは昭和時代からすると容易になりましたね。

しかし、プレイリストを作るにしても選ぶのは自分が知っていて、好む特定のグループや歌手、オーケストラ、演奏者に限られてしまいます。

 

Amazon Musicなどのストリーミングが好みの音楽を類推してかけ続ける機能も結局好みの範疇に。

 


FMでは、自分の知らない音楽が今でもかかりますので、新しいジャンル?知らなかったミュージシャンとの出会いもたくさんありました。

カーステでたまたま留守録音源を聴いていて、クラシックならそのはっきりした個性からすぐに着目したのはそれぞれ人気になる前の各国放送局からの放送のための収録音源からのピアノのラン・ラン、バイオリンのコパチンスカヤさんなど。


ベスト・オブクラシック 


 



特にNHK FMなら土曜日の午前中のピーター・バラカンさんの
ウイークエンドサンシャイン 


や、その後のゴンチチさんの世界の快適音楽セレクション 


は、ジャンルにとらわれない選曲で、10年、20年?以上聴き続けています。
ロックなら渋谷陽一さんの
ワールドロックナウ 


。いずれもロングラン放送です。

ソナス・ファベール/ガルネリ・オマージュを買ってから特に聴くようになったクラシックも、世界の放送局が連携して、各国でのクラシックコンサートの平日の夜の放送収録番組「ベスト・オブ・クラシック」は、市販ソフトにもありません。

https://www.nhk.jp/p/bescla/rs/Z9L1V2M24L/ 




おそらくマイクもワンポイント中心に目立たないように収録しているためか、音質も音場も秀悦です。

 

ジャズなら「ジャズ・トゥナイト」。

https://www.nhk.jp/p/jazz/rs/8Q3V972NM8/ 


特に現代ジャズや、知っていても、系統立てて聴けていなかった40年代~60年のジャズ黄金期の演奏者、グループも、自らジャズ・ミュージシャンで朝ドラ「あまちゃん」などのテーマ曲などの作曲者である、音楽家の大友良英さんの案内。

世界各国の最先端のジャズからクラシック・ジャズまでを幅広く知れます。

 

番組の前半では、毎回さまざまなテーマを設定した特集をお届けし、番組後半では、内外の新譜を中心に紹介しています。 

また、毎月一回楽しみにしている「JAZZジャイアンツ」と題して、ジャズ界の巨人たちを大友さんならではの視点で深掘りする特集。

演奏者ならではの解説に、知っているアルバムでも体系付けて新しい聴き方の視点を与えてくれます。

 

先日なんか、演奏者ではなく、レコーディングからレコードカッティング、CD化へのマスタリングし直しなどで著名なルディー・バンゲルダーの特徴なんてオーディオ的にもコアでした。

 

 

また、持っていなければ、知らないだろう日曜日早朝のジャズSP盤アワーで流れるであろう、デキシーランドジャズのジャズのオリジンの数々もとても楽しみです。

4月の番組再編でNHK FMだけに限って、新しく加わった番組で興味を持っている番組が月曜日、土日に集中してあります。

 

FM東京でも同様に山下達郎さんの「サンデー・ソングブック 


」は、今でも収集し続けておられるロックやポップスの音源も、文字通りその方面のベテランプロの解説付で貴重に感じています。