調光非対応の安いLEDライトを暗くする | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

つ出たころはたしか、2千円?3千円はしたLEDライトが最近は100均にも合って驚きます。


さすがに100円ではなく、ダイソーなら300円とか500円ですが。


それにしても安くなりましたね。というか、LEDは交流(AC)では点灯せず、直流(DC)でないと点灯しませんよね。


この整流回路が出たばかりのころのは発熱激しく、中のCR、抵抗やコンデンサーやダイオードを熱でダメにして早くに点灯しなくなるレポートが多く見ます。


ところで、DAISOのような安いLEDライトは調光装置に非対応と大きく書いてあります。


「調光器対応LED電球」と「調光器非対応LED電球」では、組み込まれている電子回路が異なります。 なので、非対応のLED電球を使用した場合、回路に異常な負担がかかってしまい、短寿命、ちらつき、不点灯、器具及び電球の故障の原因になります。


ハンダゴテや、アイロン、床暖カーペットなどの温度調整の大半はトライアックと呼ばれる回路で調整されています。


その回路部品ごとなら数百円から1千円台で買えます。




これは真空管アンプキットから各種電子実験キットのエレキットのもので600V1,800円。


何分、中学生のときに高専への推薦を断って、結局文系に進んだ自分です。

電気や電子、物理や科学の説明は出典が確実でなければ話半分でお読みください(笑)。


原理はこちらのサイトが詳しく、実際にマウスで調光器を上げ下げしたときの電源波形の変化が出てきます。

自分なりにわかりやすく説明すると、元は西日本が60Hz 東日本が50Hz(ドイツかアメリカかの発電機を東西で違った名残)の交流波形ですね。





この波を半導体などでぶった切れば、発熱や発光する部分に行く電力がトータルとして減るから温度変化や調光できる原理です。しかも回路が安い。




http://www.tamatech.co.jp/tamada/benkyo01.html 



この副作用は電源ケーブルからトライアック回路のこのようなノイズが屋内配線に伝わって、






例えばオーディオアンプのトランスが「ブーン」とうなる。

音にノイズが混じるなどの弊害が出ます。


サイリスタという制御回路しかり。


直接照明が嫌いで、音楽室は全て天井や壁を反射した間接照明にしていて、枕元の電球はAmazonから仕入れた40WクラスLED電球です。



これでも上記リンク先のとおり、スライダックなら、ある種の連続する変圧トランスで波形を変えません。

ですので、ノイズも出ませんし、調光も出来ます。


当地オーディオマニア宅に行くと、冬にはいつもWestern Electric装置から、何も再生しなくてもブーンと鳴っています。


電源トランスに触れると振動しています。


部屋には温度調整が付いたホットカーペットにでダイヤルで温度調整の電気ストーブ。

電気毛布も同様です。トライアックでの温度調節だからですね。


他方、スライダックで電源電圧を変えてみます。


AC100Vそのものの場合。





AC40Vに下げてみます。






100均 300円LED 非調光ライトを調光出来ました。ただし、自己責任で願います。


ところがこのアマゾンから入手の40Wは良かったのに、DAISOの40Wクラスと60WクラスはAC電圧を電圧調整器(スライダック)で電圧落とすと点滅し始めるだけです。


同じ中国メーカーといっていいものなのに、回路が違ってDAISOはコスト削減のために何かしていそうですね。


さらに放熱から自己責任となりますが、熱にも比較的強い日東テープを点灯面に貼り付けました。




意地でも光量調整です(笑)。