車と自転車という乗り物趣味から卒業。
残る買わないと進まない唯一残った趣味がオーディオです。
年齢や耳を考えると、もしかしたら最後になるかもしれないパワーアンプ選び。
当初常用のテレフンケンEL156真空管アンプのようには夏用の部屋を暑くしない代打?
発熱少ないパワーアンプ選びがいつの間にかオールシーズン使う本格的アンプ選びになってしまいました。
わずか10日、いや3日の間にますます音質が上がったことから、アコリバ石黒社長、小林さん、お仲間でうちは2回目のDJをやられる方に来ていただきました。
結論として、餅屋は餅屋。
自分の求める音響環境(プレーヤーからアンプ、スピーカーの性能を最大限発揮させること)の考えと同じメーカーの開発者を探して、直接アプローチするのが早かったです。
大学で教科書読むより、すでにマスターしている先輩に聞いた方が理解が早かった?(笑)
当初は明らかに、SPEC > GOLDMUND
ところがアンプ環境を整えるうちにこれが逆転というのだから、試聴も怖い!怖い!!(汗)
ゴールドムンドと思えない冴えない音だったので、環境に問題あるのではとアコリバ石黒社長にアドバイスを求めました。
アドバイスいただいて借りたり、買った電源ケーブル、ボード、フットのことはすでに書きました。
当日さらに後に書きます音質改善作業をSPECを繋げて、アコリバ社長のほか、初めて聞くという小林女史さんとDJさんに聞いてもらいました。
実況中継風に何をやったのか記します。
すでに記載の電源ケーブルをアコリバの単線故に、absolute-POWER CORD輸出専用モデル品に。
電源コンディショナー、RPC-1KM
フットをアコリバのクォーツアンダーボード、天然クォーツインシュレータでGOLDMUNDのメカニカルグラウンド思想のスパイクを受け、ボードごとコプラーレのアンプラック上に乗せて
とりあえずのベストになったことはレポートしました。
いつものテストCDです。
その状態でいつものアコースティックアーツ2の1曲目「SLEEP AWHILE」とABBA新譜1曲め「I Still HaveFith In You」の女性ボーカルと器楽は音色の正確さと音場。
その1の3曲目「TWO TREES」ではサックスとピアノの音色と定位。多数の鳴り物が左右、上下、前後で鳴り響く、4曲目「SAMBIENTA」では音場とローエンドからの解像度。
一斉に太鼓からパーカッション、金物まで強打されて鳴り響く、解像度の確認レベルで今回の最難関、ドラムンチャント。
これでは1曲目の合唱が始まるあたりまでの、ハイからローエンドまでの解像度。
7曲目では少ない打楽器のピアニシモから始まって、1分過ぎくらいで、ドラ、シンバル、太鼓などフォルテで一斉に鳴るところ。
アコリバ石黒社長や小林さんによると、ほとんど全部のお宅で一斉部分が団子になって、楽器それぞれの解像度が出ない。
小林さんによると、特に一斉のフォルテ部分で金物をカンカンカンと鳴らす部分が、電車の発車ベルのようなおかしな音になる例がとても多いそうです。
さらに持ち込み音源から2曲。
ドン・グルーシンのバナナフィッシュから確か2曲目。
等身大のライブと同音量で再生。
特にドラムの切れやうねるエレキベースの表現などに注目。
TELARCレーベルのBEST OF JUNIOR WELLSから1曲目。
ここではひたすら声の質感と定位。aetの電源ケーブルは1本だけなので、ステレオアンプのSPECで再びアコリバのと比較試聴で真逆の定位などの実験。
全員からこの時点で素晴らしい、何も指摘しなければいけないような再生音響の破綻はないとされました。
電源ケーブルでゴールドムンドならではの、中高域楽器、声のたしかな質感、艶、倍音が確保。
足回りで問題と感じていたローエンドの解像度が一気に深まり、ヒタヒタと迫ってくる、大太鼓やエレキベース、シンセサイザーの超低域の震えが見えるように改善されたのと、たったの3日で自然に音が良くなっていきました。
アコリバの皆様からも、GOLDMUNDの貸出機がまだエージングが足りなかった可能性があることや、クォーツアンダーボードの木材と水晶の接点が振動で均されるなどが考えられます。
ではこれでいいのではないかとしたら、さらに向上するのですから、オーディオは天井知らずです。
長くなりました。明日もお付き合いくださいませ。お役に立てるかもしれない、オーディオアクセサリーの体系です。