TIAS アバンギャルドのフルモデルチェンジ | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

レポートは半分以上?のハイエンドに対して極めて厳しい評価となっています。


厳しい評価をするには本当の音、つまり楽器の銘柄、バイオリンごと音色の違いなど、楽器全般の生音の全てをわかっているかどうかのリスナーである自分そのものの実力テストです。


ライブやコンサートの生録マニアだった自分ですが、割り引いてお読み下さい。


 

TIASに朝イチから終了まで3日丸々いました。

しかし、これでも聴ききれないのですね。

例えばステラさんでは2系統のスピーカーに3メーカーのアンプ類なので、都合6パターン。

6回イベントに参加しないと、出品された機器やスピーカーの音質、相性までわからないことになります(笑)

音質評は簡潔(笑)、技術的なことは公式サイトやオーディオ雑誌に詳しく掲載されるでしょうから、写真中心に。

ESOTERICがドイツから輸入するアバンギャルドはフルモデルチェンジしました。

まず輸入はトップエンドのトリオバスホーンからです。



本国からフランス人というエリアマネージャーが来られていて、技術説明と音質変化についての講演会に参加してきました。



旧モデルからはものすごい進化発展と感じました。

旧モデルは各所で聴いています。

ここのESOTERICブースで。



極道オーディオ邸にて



寺島靖国邸にて


右が当時の自分です(笑)

北海道旅行の大型高級温泉ホテルロビーではトーンバランスが狂っていたので、ホテルオーナーが見守る中、耳だけで各ユニットの音圧調整して周波数特性をフラットにまでやりました。




行きつけの上田市オーディオコアさんで




ですので、新型についての改良には心底歓迎できるものでした。

まずはツイーターです。

極道オーディオ邸でも、アバンギャルドの弱点はツイーターにありと、オリジナルは使っていませんでした。



これが改良でホーンから内蔵ユニットまで一新されて、ミッドと綺麗に繋がりました。



そればかりはなく、ツイーターが前後に移動できるようになっています。

ESOTERIC担当の説明では、取説にスピーカー角度によって、前後にどれだけ動かすかが指示されているそうです。

ツイーターにかぎらず、タイムアライメントもさらに最適になっているそうです。

 



バスホーンは上は30cmウーハー左右1発づつ。
下のバスホーンは2発づつでどちらかでも足りるのですが、上下に乗せて計6発のウーハーの威容です。



奥から音道を通った低音だけに、土管の向こうにスピーカーを置いて、こちらで聴くような胴間音にならないか注意深く聞きましたが、子供のころから町や村の教会などでクラシック~軽音生演奏に接している音楽の国からのものです。

そんな音になるはずがないですね(笑)

ややストレートさが後退するだけ。

多くはすぐに席を立たずにじっくり聴いていた姿からも、これから出る予定のUNOなどの現実的サイズの売れ筋モデルに多いに期待できます。

なお、三浦先生もこれでのジャズなどの管楽器の再生を絶賛しながら、お使いのマジコM3や今回のエレクトリが使ったM2となら、ローからハイまで正確な音はどちらかというとマジコだろうが、あの迫力は代えがたいとエレクトリブースでも語られるほど。

なお音場再現まで正確なものをホーンスピーカーに求めてはいけません(笑)

なにせミッドユニットなどの能率は109dB。

解説で、このアバンギャルドなら、A級 100WのESOTERICアンプも毎日が日曜日。

0.数W~一桁Wを送るだけの仕事で足りるからと。

これとは逆に能率90dB前後のハイエンドスピーカーに放り込まれているW数が100W単位で有ることが会場でわかりましたので、また書きます。


ホーンの良さはうちにもありますから、三浦先生の弁はよくわかります。

なお今回から外部アンプと内蔵ネットワークだけではなく、マルチアンプを内蔵させて、パワードスピーカーの利用も推奨されていました。