長野オーディオフェア SPEC補足 電源端子音場 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

オーディオ好きは音像派と音場派に分かれる。
音像派は音楽に詳しい方が多い。
対する音場派はメカ好きの方が多いという記載を見て、プロ音響からも全然違う感覚のエンドユーザーがおられると思いました。

特に欧米のマスタリング・エンジニアは、シンガーやプレーヤーがステージで立ったり、座ったりする位置に配置。

通常ボーカルが一番前。
ギターはその少し後ろの左右のどちらか。
ベースはさらに後ろのことが多く、ドラムは最後尾になるのが普通。

クラシックではひな壇に前にバイオリン。その後ろの吹奏楽器。打楽器は一番後ろ。

そうして声から楽器まで、リズム、音色を正確に伝えられるように仕上げると捉えていますし、実際そうです。

となると、音像派と音場派と派閥のように対立させるものではなく、普通に両立してソフトの中に収まっている情報です。

したがって、理想は楽器の発音部や口(音像)が、そのままの音色で、実際のステージの左右前後に並んでいる様(音場)が再生されたものと言い換えていいと思います。

リズムや音色の観点から楽器の話が一切出て来ないオーディオファイルの特殊なオーディオ脳とオーディオ耳でインプレなどされているケースは役に立たないことが少なくないです。



高音はこちらが伸びている、はっきりしている、低音は・・・・といった物理現象は誰でもわかりますね。



ところが、これが正しく低音リズム、ベースやバスドラムから再生できているか、生バイオリンと相似の音色が再現できているかは、それらの生音をよく記憶出来ているかのバックボーンが要りますから、誰でもわかることではないですよね。

ここです。オーディオマニアの会話がわからなくなるのは。

音場などの評価も、失礼ながら拙宅のように、生楽器の精通度もわからないオーディオマニアではなく、中島みゆきさん、坂本龍一さんなどのレコーディングエンジニアからマスタリング、PAエンジニアから多数のメーカー社長や技術部長がお越しになって、その音色やリズム、音場再現性が認められているような環境でないと、その評価もどうなんでしょうねえ。

やはり子供のころから、街で生演奏、生楽器に触れることが普通の欧米のオーディオ雑誌からフォーラムでのインプレが胸に落ちます。

国内メーカーは、国内不況、円安などから、海外、具体的には欧米で売れるかどうかが重要になっていると聞いています。

プレーヤーからアンプ、さらには一部のスピーカーまで欧米に輸出されて、国内と半々の販売数どころか、欧米、さらにアジアも含めると海外比率が高くなってから、国内メーカーも海外メーカーと対峙できるようになったと感じます。

海外で認められて本物なのでしょうか。

それはそうと、その音場は、真先に壊れやすい項目と音楽室での試行錯誤では感じています。

部屋の音響やセッティングはもちろん、電源環境、床の強靭さ、ラックからボード、フット、ケーブルからその浮かせ術まで大きく音場の再現性に影響するからです。

そんな中でSPECの日記に大事なことを書き忘れていました。

「電源環境」



うちと同じ、アコースティックリバイブの直列に何も入らず、非接触で電源ノイズを低減する電源ケーブルとトップの電源ボックスが使われていました。

 

コンセントなどはフルテックとの共同開発品など、端子材質は純銅製です。

 

 

「オーディオ端子の材質とメッキ」

 

この日記は2020年6月投稿なのに、多くのオーディオファイルにご覧いただけているようで、未だにオーディオタブカテゴリーで上位20位以内に入ってくることがよくあります。

役立ったとしたら投稿した甲斐がありました。ありがとうございます。

 

 

 

 

導電率からは材質は純銅一択です。SPECのスピーカー端子も純銅だそうです。

メッキ違いも含めて、異種金属接触の問題はご存知かと思います。
端子でできれば同じメーカーの純銅の同じタイプで揃えるのが理想と思っています。

ドイツWBT端子も検討したときに、ここのトップタイプのスピーカー端子だけ材質が純銅でほかはそうではないことも知りました(おそらく真鍮?)

さらに磁石がくっつく。つまり金メッキの下に磁性体のニッケルメッキがあることも突き止めて導入を中止したくらいです。

 

B&Wの801D4の端子も純銅にロジウムメッキで当然手抜きはありませんね。