海外ハイエンドオーディオは軒並み500万円を超えて、1千万円超えも普通。
3千万円から1億円超えのスピーカーまで出てきましたね。
輸入元・エレクトリの試聴室にて「M9」を体験。MAGICOのフラグシップスピーカー「M9」。126,500,000円(ペア/税込)
中央は独自のチャンネルデバイダー、左右のパワーアンプはPASSのモノラルアンプ「X600.8」4台でドライブする。
こんな高いもの日本の誰が買うんかよ!という声が聞こえそうですが、いません(笑)
だいたい100畳の天井高は普通の2倍 つまり拙音楽室のような狭さでは飽和して生かせませんから(笑)。
アラブの石油王の自宅紹介で出てくる超広い応接間とか、ヨーロッパ古城の応接室のようなところで生きるスピーカーと思いますよ。
もしかしたら、軽井沢に建てたものの、すぐに売ってしまったビル・ゲイツの別荘なら?
そういうものですから、日本人(日本家屋)は相手にしていない。
ところで情報7daysという情報番組を観ていたら、今は日本人の出稼ぎブームが始まっているそうです。
まずは写真を。
どうもアメリカやオーストラリアで働けば、残業もない労働時間で日本の2倍から10倍、平均5倍は稼げると、出稼ぎに行った日本人はもう日本に戻りたくないとか。
オーディオも1千万円のアンプは外国なら200万円のものを買う感覚。
これなら日本人のハイエンドオーディオ予算相当ではないでしょうか?
弟がダンスソングユニットEXILEとアメリカでラーメン店チェーン展開しています。
3年前にラーメン1杯2千円は今は3千円だそうです。
最後の寿司職人は、日本では客前で握らせてもくれなかったのが、アメリカでは即採用でカウンターへ。
なお握りセットは8,800円だそうです。
どうしてこんなことになってしまったのか、以下は私見です。
原因の大きな円安は黒田が変わっても利上げ出来ませんね。
なにせ、黒田が無尽蔵な国債買い取り、ゼロ金利で金融や経済を壊したから。
金利上げると利払いで日本の国家予算が成り立ちません。
さらに日記にした仕事は楽しいにも関連します。
自分が就職したころはバブルが弾け出したころです。
いきなり今のような萎んだ日本ではなく、まだバブルの残像はありましたが、早晩今の日本になると予測していました。
日本企業の年功序列、終身雇用問題です。
欧米のみならず、タイに視察に行ったときには、自費診療当たり前の病院。
医者の給料は診た、手術した患者数比例でした。
つまり、患者から選ばれ、指名される人気医者とそうでないのは2倍以上の給料格差は当たり前と知りました。
所得格差は当たり前。日本の物価の1/3~1/5のタイにもデパートでスーパスポーツカーから欧米ハイエンドオーディオは日本と変わらず並んでいたのも、物価にかかわらず、億円単位で稼げているタイ人がいるからでしょう。
アメリカ企業は年功序列なんか取らない。
会社への貢献度、より売上などで給料額は決まる。これが資本主義での給料計算の世界標準ですね。
ところが日本はとにかく年功序列で終身雇用。
これでは優秀な社員は報われない。優秀になるようにと頑張る必要がない。
ミスなくやり過ごせさえすれば給料は上がるんだから。
労働効率は欧米先進国で最下位も仕方ない。
日本は資本主義ではなく、共産主義?少なくとも社会の仕組みは社会主義。
中国が資本主義に舵を切って、大発展とは真逆にかつての毛沢東時代の会社がいいという日本企業と日本社会、国民意識なのです。
金持ちから税金を取って、貧乏人に配れ。これってかつてのソ連や中国ですよね。
教育、福祉、医療無料の北欧も視察しました。こちらも資本主義ですから税収の基本は消費税。日本とは税制から金持ちも貧乏人も平等の資本主義税制でした。
景気対策は一様にバラまく。今回の旅行補助のように。
強い企業を育てる税金は割かない。将来の稼ぎ頭になるだろう子供などの教育しかり。
まぁ、もっと酷くなって、第三国に陥り、そうして預貯金、円はさらに円安、紙に近づきます。浮揚策は今のままの選挙制度の日本と会社組織には全くありません。