以下はすでにレポートしたことの重複部分もありますので、ご了承ください。
まずは不思議なことが起こっています。
今朝の音楽室のエアコンの冷房設定温度です。
このとおり、室温は28.9℃ですから、正しい室温コントロールです。
ところが、自分がいるところの温度は
十分冷えていますね。どうしてかからくりを探ってみます。
「エアコンの取り付け位置」
既述ですが、エアコンや暖房は部屋を冷やすものではなく、中にいる人間を冷やしたり、温めたりするものという立場です(笑)。
昔でいえば、コタツとか、扇風機がまさにそうですね。暖房なら部屋がある程度の温度になったら、後は足元の電気ストーブで済ましています。
そこでエアコンは人間が普段いる場所の直近に取り付けました。
リスポジ位置から見えるエアコンそのものです。リスポジ横の壁の直近です。
これは音楽室設計時に人間がいる位置(リスニングポジション)、スピーカー+パワーアンプ位置が計算でだいたい決まっていたために出来ました。
一般家庭でも、例えばベッドを置く位置、リビングならリビングテーブル位置、ソファーやテレビ位置を予め決めて、その近くにエアコン設置(し直し)をお勧めします。
ダイレクトに冷風が最短距離で人間に届くからです。
「エアコンの機能は節電節約からも最大限利用」
うちの霧ヶ峰の例ですので、各社いろいろな機能があると思いますので以下参考です。
リモコンを弄ると、今のエアコンにはかつてなかった様々な機能がありますね。
「先読み」
「ハイブリッド節電」
カビガードは中にカビが発生しにくいようにするもので、高温見守りや低温見守りはそれ以上、それ以下にならないように予め温度設定しておくものです。
温度を入れて自動で運転する限り、カビガード以外は不要と思います。
「風向、風速」
ここは結構大事です。
エアコン吹き出し口からどのように冷風を出すか選べるのですね。
全部ではなく、音楽室には通常自分だけですので、自分に向いている右部分だけをチョイス。
高さは自動です。
風速も自動にして、先のみまもり運転、ハイブリッド節電、そうして後述の風当て機能を生かします。
冷風にプラスさせる機能もあって、美肌なら湿度を取りすぎないなど、快眠なんてのもあります。
そうしてエアコン選びで大事なのは、赤外線センサーが内蔵されていて、部屋のどこに人間がいるのか探してくれる機能です。
正しくエアコンからすると左下にいるとの表示は、さきほどのエアコン本体の写真が自分の右上にエアコンが写っていることから正しいです。
そうして、冷風は直接自分に当てるのか、外すのか、全体にかなどを選べるので、迷わず自分に。
すると、部屋自体は29℃ながら、冷風は自分エリアだけに飛んでくるので、自分の周りはこんな温度になる次第です。
冷風が当たるのが嫌という方は、設定温度をさらに上げれば冷風温度自体が変わりますし、風量を微風にしてもいいでしょう。
こんな工夫で、実質30畳はある音楽室でのエアコン代は30日積算でこの程度です。