今回の日記は特に後半が面白いです(笑)
毎日、晩酌でアルコールが回るまでに1枚から2枚のレコードを対峙してライブやコンサート感覚の集中度で聴くのを楽しみにしています。
その中でも特に楽しみにしていた傅(ふう)先生のこのレコードを2回、2日間に渡って聴きました。
同じマスターからのものはステレオサウンド社からのSACDでも所有しています。
ただ音質は圧倒的にレコードの勝ち。
YAMAHA GT-2000に寺垣カートリッジにその何倍もしたアキュフェーズのDP 80Lらセパレートデジタル機器が完敗したのは今でもか
しかも今回はアナログマスターからDSDデジタルに変換したデジタルマスターなのに
音質最優先で妥協なしでだけがしていされてアメリカにデジタルマスターが送られたバニー・グランドマンさんのカッティングの腕前か。
トーレンス TD-124やOrtofonオールドSPUと専用アーム212か?
その2Ωに完全に入力インピーダンスを合わせたファインメットコアのARAIトランスか?
いやいや初期タイプで使われたスプラグ社バンブルビーに換装メンテナンスいただいたMarantz#7Cや最近真空管テレフンケンECC803から電源回路の電解コンデンサーはドイツなどから取り寄せて交換、シャーシの汚れは磨きまで入れてフルメンテナンスいただいた予算無制限な是枝フォノアンプの威力か。
傅信幸先生だけが、オーディオ評論家の中で確かな知識、経験、耳、良心をお持ちと書きました。
https:/
それが、解説からとても良くわかるレコードです。
SACDなら文字も小さい解説がレコードなら何倍も大きな文字になるので読む気になりました(苦笑)
傅先生自らの曲解説を多く掲載します。
長くなりますが、アナログ・レコードの意義や、何度も書いている、オーディオの前に一流生音、トップ生楽器、生演奏、音楽ホールの響きの良さにたくさん触れることが、オーディオ耳を養う近道ということがよくわかります。