最後は雑誌ステレオサウンドがステレオサウンドオンラインストアという直販サイトで販売しているアクリル製と思われるオーディオボードです。
https://www.stereosound-store.jp/fs/ssstore/as_cla/2000000000534
日本を代表するオーディオ誌が販売するオーディオボードですので期待しましたが、全然ダメですね。
変な癖や雑味はないのですが、無理やり抑制されたような暗い音質になってエネルギー感や躍動感がなくなってしまいます。
音場は平面的で、艶っぽさや瑞々しさも消えてしまい、なんとも味気なくつまらない音です。
これならラック棚板に直接置いた方がいいですね。
これまでこのステレオサウンドボードはリッピングマシンのDELA D100にTiGLON D-REN PROと組み合わせてて滑り止めとして使っていました。
今回、あるだけで音質が悪くなるだけのものと分かりましたのでTiGLON D-REN PROと共に外す勇気の対象に。
ハイエンドオーディオを中心に評論するオーディオ雑誌が売るとなれば、相応な音質と期待してしまいましたが見事に裏切られました。
せっかく自社サイトで販売するならばもう少し事前に今回私がやったようなオーディオボードの徹底比較試聴をして、ステレオサウンドの名に恥じないオーディオボードを作り上げて欲しかったですね。
もっともステレオサウンド誌では高額ハイエンド機器が誌面を飾るばかりで、アクセサリーやケーブルの記事は皆無に等しいですし、オーディオボードの使いこなし的記事なども一切ないわけですから、期待すること自体間違いだったということでしょう。
お手伝い頂いた御三方、誠にありがとうございました。