オーディオボード、インシュレーター比較 ボード接触系と浮かせ系 その2 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

最後はエアーフローティングボードのRAF-48Hになります。

こちらは電子顕微鏡台のように空気バネで乗せた機材を空中浮揚させてしまうボードになります。


 

付属で空気入れが付いてきますが、ママチャリなどの普通の自転車のタイヤなどの英国式バルブの空気入れがあれば、空気の注入も楽になりますし、空気入れのメーター数値で空気圧も管理できますね。

効果は同じアコリバのマグネットフローティングインシュレーターRMF-1と双璧です。

 

というか、面白いんです。

空気圧を高くして浮いてる天板を手で押してみると硬くなって、音も硬めで研ぎ澄まされた傾向になります。

空気を少し抜いて、天板を手で押して少し沈み込み程度に柔らかめにすると音も柔らかく大らかな傾向になります。

 

つまり、好みで空気圧をコントロールしてオーディオボードの音質傾向を変えられる興味深い機能です。

 

音質的には、癖の発生などの副作用がなく欠点が全く見当たりません。

音場の左右から奥行き、高さの拡大が凄まじく

音像は3次元立体感で目前に浮かび上がります。

雑味や歪みが一掃され、音色や質感も有機的で生々しく艶やかです。

 

唯一の問題は毎日空気を補充しなければならないことです。

 

プリアンプはどのような音源ソースをかけるにしても必ず必要となるため、毎日空気を補充するのは結構大変です。

 

ということで、うちでは今のところ最も出番の少ないミュージックサーバー、DELA N1Z-3下にこのRAF-48Hを天然スモーキークォーツインシュレーターをフットにして使う形にしたところ、CDのリッピング音源はCD再生との差がなくなり、ハイレゾ音源はS/N比と解像度が飛躍的に向上して、ようやくハイレゾの本領が発揮されるようになって万々歳です。

 

 

さらに翌週続きましたものの、これで第一回目のインシュレーターとオーディオボードのレポートを終わります。

 

インシュレーターとオーディオボードによる改善ございますはセンターのベストポジションで聴かなくても、横で聴いても昼寝がてらソファーに横になって聴いても、中心音像は左右上下に移動することなく、スピーカー中央に微動だにせずに定位していることが分かるようになりました。

位相特性が飛躍的に改善された証拠でしょう。

 

楽器の音色や質感もオーディオ装置から出ているとは思えない自然さで生演奏そのものです。

 

今回の徹底比較試聴で改めてインシュレーターとオーディオボードの影響力の大きさを痛感しました。

 

インシュレーターやオーディオボードは本当に良質なものを使えばプレーヤーやアンプをグレードアップした以上の効果をもたらします。

しかし、質の悪いインシュレーターやオーディオボードは逆にプレーヤーやアンプの足を引っ張り音質を著しく劣化させてしまいます。

 

雑誌や評論家、販売店に騙されることなく、適切なインシュレーターやボードを選ぶには、購入前に自宅の環境で試すことが絶賛に必要です。

事前に試せば効果の有り無しや好みかどうかも確認出来ます。

 

そのためには自宅に持ち込み試聴をしてくれる地元の優良な販売店、製品貸し出しをしている優良なメーカーと良い関係を築くことが必要です。

 

価格.comなどのレビューを見たり、最安値を探してあれこれ買い漁っていたら本当に良い製品にめぐり逢う確率は極めて低いと断言しておきます。