執念でTANNOYレクタンギュラーヨークを鳴らすと | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

高校生のときに御尊父に買ってもらったTANNOYレクタンギュラー
40年以上になるようです。



最近が過去最高の音質になっているというので、初めて市内マンションに設置のそれを聴かせてもらいました。

本宅に2部屋。ヴァイタボックスCN191+バスホーン、そうしてJBLハーツフィールドは何度も聴かせてもらいました。
明日レポート予定のハーツフィールドを鳴らすアンプ構成を変えたら、より好きな音で鳴るようになったとされるので、これを聴いたあと、彼女とお住いのマンションに移動して聴きました。

入り口はオーディオ店にたまたまあって良さそうだから買ってきたというデンマークのPRIMARのCDプレーヤー。



入り口は高校時代からのトーレンスTD-124にSME3012 オルトフォンのSPU。
こちらも台をオークションに定期的に出している京都だったか日本人作のボードで俄然音質が良くなったそうです。


たしかに叩くと、乾いたいい響きです。

なお、これがTD-124のトーレンスオリジナルボードだそうです。



ただ残念ながらこのようにSME3012アームを取り付けたいと前オーナーがコーナー内部の出っ張りを削ってえぐってしまって残念な音に




こちらは本宅のトーレンスTD-124でボードは上記オリジナルに出来るだけ近づけたというスイス製ボードで、自分も指定したものと同じところの製造です。



デンマークのMC昇圧トランスを経てMarantz7Tへ。



このMarantz7Tは最近オークションで手に入れたそうです。

真空管のMarantz#7Cと違って、トランジスターの7Tは人気がなく、10万もしない値段で落札できたそうです。

そうして高校時代から使い続けているMarantz#8Bに
真空管はTELEFUNKENですが、オリジナルではなく、比較的最近製造したものだそうです。



ハーツフィールドシステムとはある意味対照的というか、こちらの方がはるかに安い予算なのに、ドラムやティンパニーの打楽器の音に質量を感じます。

表面が振動するだけではなく、波動と申しますか、実際のドラムなどの音には耳で感じる音質のほかに、皮膚で感じる?ような質量感がありますね。
それが出ます。

ジャズのバスドラムもベースラインも明確です。

この辺が曖昧になるTANNOYも各所で聴いているだけに、正直この年代のTANNOYでこんな低音楽器の表現が出来るのかとちょっと驚きました。

ひとつにはレクタンギュラーヨークを40年途切れることなく鳴らし続けたことがあると。
あちこちの転勤にほぼ持っていかれたものの、どうしても持っていけないときには、オーディオ好きの知り合いに預けて、ラジカセでもミニコンでも何でもいいから繋げて、毎日鳴らすことをお願いしたそうです。

まるで毎日鳴らさないといい音が出ないとされるバイオリンなど木材ベースの楽器のようですね。

そうしてプライマーのCDPに人気ない7T。
これが偶然に8Bやレクタンギュラーヨークにドンピシャリだったそうです。

7Tを本宅に持ってきて、#9→ハーツフィールドやカンノ300Bではダメだったと。

今も昔も組み合わせの妙とされるところですね。

そうして40年とにかく鳴らし続けたレクタンギュラーヨークは故障することなく、40年間鳴り続けているのが大きいと聞きました。


ソナス・ファベール/ガルネリ・オマージュは15年近く使いましたが、手放すまでも毎日音質がいいとうっとり聴けましたから。

今も友人の広いホテルのロビーで最高の美音で音楽を奏でています。

自分も長らく愛情と情熱を持って鳴らすスピーカーしか買いません。

スピーカーやアンプなどをとっかえひっかえしている例とは相容れません。