プレーヤーからアンプまで、現代スピーカーのアバロン系統と昭和のウエストレイクスピーカー系統と分けていたアコースティックリバイブの石黒社長邸である。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12693782290.html
またLINNの最高バージョンのレコードプレーヤー、トータル300万円のLP-12を入れてみたものの、隣のトーレンス、ブレスティッジにも、別の部屋のトーレンス、TD-124にも聞き劣りする部分があって気に入らないという友人邸。
心当たりはあるし、今度自分のTD-124をメンテナンスしていただく先も、友人邸での音質からも共通の認識は、「線が細い」。
全ての現代プレーヤーやアーム、針がそうとは言い切れませんが、そういう傾向はありますね。
細かな音はよく聴こえるのだが、力が足りないという音は現代に出会うことがあります。
自分の場合ですが、所有するレコードの半分以上は1940年代後半から50年代が一番多く、60年代前半までのジャズの黄金期のレコードが1,500枚〜2,000枚。
残りは昭和の中高校生の頃のロックです。
大学生以降はCDが出たので、ほとんどロックをレコードで買うことはなくなりました。
そういう時代のレコードを解像度をとにかく追求の現代レコードプレーヤーで聴く意義はあるのか?
さらにJAZZは社会人になって、横浜支店に赴任中、JAZZの本場横浜のジャズライブハウスで毎日のように生演奏を聴くように。
合わせて毎日一枚づつ、DISK UNION横浜店のジャズ階で買ったいわゆるOJC盤ことオリジナル ジャズ クラシックスという廉価再発盤がほとんどです。
たくさん聴きたいので、高いオリジナル盤ではなく、1枚、1,000円ちょっとで買えるOJC盤はCD買うより安かったので助かりました。
そんな程度のものですので、果たして100万単位の現代レコードプレーヤーに見合うソフトかどうか(笑)
また、そういう時代のソフトが多いので、スピーカーは現代のソナスのアマティではなく、自作ホーンスピーカーが中心になりそうです。
余計に線の細い音は合わないでしょう。
明日はさらに現代レコードプレーヤーの問題を書きます。