46センチ励磁型ウーハーダブル。フロントホーンの友人方。
このスピーカーはマルチアンプ時代から数十回は聴いています。
今回、このスピーカーからルームチューンによって、これまで聴こえなかった締まりのあるベースやバスドラム。
繊細なシンバルワーク、バイオリンが聴こえるようになったのでレポートします。
きっかけはアコリバの音響パネル導入もあって、使わなくなるクライナのアステカとワタユキをタワーにしたアステカタワーを持ち込んだことによります。
吸音のワタユキ
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乱反射のアステカ
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タワー本体内部にも、KRYNAの「KP105」という、1本が約0.005mmというナノクラスの超極細ポリエステル素材からなる低音から吸音材が詰まっています。
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当初の目的は音楽室でやっている、前のソナスファベールのアマティを鳴らした時の後のホーンスピーカーの共鳴対策と同様にJERNのダルマスピーカーと後のホーンスピーカーの対策でした。
もちろん、ここでも音数が増えるなどのメリットがありました。
それでは試しにホーンスピーカー後の壁コーナーに設置したらどうだろうと。
驚きました。Aurex ジャズフェスティバルの録音などにお金が係っているレコード。スタッフの有名盤、ケルテスの惑星などを再生。
これまで聴こえなかった、ハッキリしたベースライン。
ローエンドがさらにオクターブ下がって、風圧まで髣髴させるバスドラム。
ツイーターからの音を意識させない、マグネットを励磁型に改造されたJBL075からの音と意識させない奥のアステカタワーまで拡大されたサウンドステージ。
ホーンスピーカーだから音場はなくてもよいはないですね。
このスピーカーは後面開放。
ダブルウーハー、合計4本からのは背面音はダイレクトです。
この背面音がスピーカーと壁との間に音溜まり。
これが部屋に漏れて音を曖昧にしていたのですね。アステカタワーがこれを吸い取る効果は大きかったです。
スピーカーと壁の間のルームチューンの大切さがまざまざでした。