すでにマイナスイオン測定器でレポートしたとおり、どうもマイナスイオン鉱石や炭はそのまま置いたままではマイナスイオンはほとんど発生しない。
叩く、曲げる、ぶつける、押すなどの物理的刺激が必要であることは測定した結果からも明らかのようです。
マイナスイオン測定器を製造発売している先でも、トルマリンについて「圧電性」という表記で同様のことが書かれていました。
鉱石の圧電性について、同サイトでは科学的分析からのさらに詳しい引用があります。
解説からは以下のようです。
●圧電効果
トルマリンに圧力を加えた時に、トルマリンの周囲に電荷を生じるという性質です。 1880年、キュリー兄弟(Pierre Curie及びJacque Curie)によって発見され、その後、現象の数式化 及び理論の体系化が図られましたが、現象そのものの発見はそれ以前になされていたようです。
●焦電効果
トルマリンに温度変化を与えた時に、トルマリンの周囲に電荷を生じるという性質です。 加熱しても冷却しても同じ効果が得られます。 18世紀には既にこの現象が知られていましたが、1885年、リーケ(Riecke)によって 数式化されました。
このような特殊な性質は、トルマリンの結晶軸のネジレに起因します。
その観点から自作自然物マイナスイオン発生器の範としているアコースティックリバイブのトルマリン、最新は貴陽石RIOシリーズを観察すると気づくことがありました。
中に入っているのはこれら鉱石粉末を固めたボールと思われます。
そこへの物理的刺激が3つあることです。
一つは下のハロゲンランプからの熱
そうして、CD,SACDなどのマイナスイオンを塗布する際の、下からのファン風。
1番は、網の上に並べているだけのように見えますが、上下の網が強固に連結されて、上下の挟み込むバネ力?で常にこのイオンモールが押されている(潰されている)ことです。
効果を感じている嵐の湯でも、人間が天然鉱石上に寝るという体重からの、鉱石を押しつぶす刺激が一定のマイナスイオンなどを発生させていることが推察されます。
成功するかどうかわからない自作イオン発生器にカネはかけられません。
可能な限り100均で。足りないものはホムセンで揃えることにしました。
これが部品材料です。DAISOからです。
100均にはないものはホームセンターカインズホームから。
電球ソケットと、ステンレス網ボールの台となるものは耐熱性もある焼き物の植木鉢に、現物合わせでぴったりしたものがありました。